バラの花束その後

私の家には似つかわしくないほど、バラの花にあふれていた日々。
結構長くもったけど、少しづつ花瓶に活けていた花束が枯れてきたので、

「そろそろ枯れてきたこの花達を処分しなきゃ」と言っていたら、Ｋが

「僕がやっておくよ」と。

で、仕事から戻ってきたら、 全部の花が捨てられていたのです！
まだ完全に枯れていないものや、わざわざ分けてドライフラワーにしていた分まで！

「なんでわざわざ分けてドライフラワーにしていた分まで捨てたの！？」と聞くと
「枯れていたから」と。。。

確かに、ドライフラワーだから枯れていたんですけど（笑）、でも普通わざわざよけていたのに敢えて捨てるかな～。

2束分ドライフラワーにしていて、１束分は捨てられる前に気がついたので、セーフでしたが、写真の薄ピンクのものが捨てられてしまってショックです。

で、私がキーキーと怒っていたら、本気にしていないのか

「あぁ、ゴメンねー」と言ったり、親が子供に謝るように
「俺のバカ」って感じでゲンコツでこつんと自分の頭をたたくので、

「ナメとんのかーーー、オラーーー！」

と私の神経を逆なでする始末。

これはマズイと思ったらしく、一番上の写真オレンジのバラをお詫びに買ってきてくれました。（笑）

この話をゲイ友にしたところ、

「ドライフラワーってそもそも、アンティークとかをさりげなく飾ってあるセンスのいいフレンチカントリー調のインテリアの家でしか生かせないのよ。
のせぞの家じゃ取って置きつつも、結局飾らないまま捨てられるのがオチよ」

と、冷静かつもっともな意見を頂戴しました。

確かにね。。。

と言うわけで、また別のバラが私達を楽しませてくれています。

Kさん、ありがとね。

Sea To Sky Gondola

やはり地球温暖化の影響でしょうか、去年に引き続き今年もまだ２月半ばだと言うのにすでに春のような気温になってきて花粉も飛び始めているバンクーバーです。

そうは言っても、相変らず雨続きなのは例年通りという感じですが。

去年の年末の頃、バンクーバー市内にも雪が積もった時に、バンクーバーから車で４０分くらいのところ、スコーミッシュという街にある Sea To  Sky Gondola に乗って雪景色を堪能してきました。

夏のころに比べると観光客は少なめでしたが、山頂でゴムタイヤで坂を滑る子供向けの「チュービング」をしているところがあったので、家族連れも結構いましたよ。

暖炉で暖まりながら絶景を眺められます。

私の大好きなつり橋、今回も渡りましたが歩くところに雪がうっすらついていて、滑って怖さが倍増でした。（笑）

本当にこのゴンドラが出来てからは、雪山に上る登山家でなくても苦労せずにこんな絶景が見れるようになったので、ありがたいです。

丁度ホリデーシーズンだったので、クリスマスの飾り付けがされていましたよ。

自分が額縁に入って絵画のような写真が取れるようになってました。

スノーブーツを履いていたのだけど、ふわふわの新雪でちょっと歩きにくかったので、スノーシューを持ってくればよかったと後悔。

それでも、要所要所でスタッフの方がシャベルで除雪してくれていたので、スニーカーで来ていた観光客も何とか歩けていたようですが。

ハウサウンドの景色、相変らずとても美しいですね。

日が落ちてくると山に太陽が当たってピンク色に染まるのがとても綺麗でした。

私達も暖炉の前でホットチョコレートを飲んで、一息つきました。

バンクーバーの冬は雨ばかりで好きじゃないですが、たまにこうやって郊外にでて雪と戯れることが出来るのが唯一の楽しみかな。

The Acorn Restaurant

先月の事ですが、お友達とうちから程近いところにあるベジタリアンレストランAcorn にブランチに行きました。

ここは６名以下は予約を取らないので、ディナーのために並んでいる人を良く見かけます。

ベジタリアン料理なのにとても美味しいと言う評判をよく聞くので、私も行ってみたかったけど、並ぶのが大嫌いで肉食のＫと行くのは絶対無理なので、なかなか行けずにいたところ、お友達もこのレストランに興味があったようなので、やっとこさ実現しました！

いろいろ美味しそうなものがあったので、別のものを頼んでシェアしてみることに。

こちらはアーティチョークのフライとワッフルにポーチドエッグ。
このアーティチョークのフライがとてもジューシーで美味しかったです！
ワッフルはまぁ普通かな。

こちらはこの日のスペシャルで、レンティル豆で作ったビスケット、胡桃とテンペで作ったベジミートローフ。

このベジミートローフが本当にミートローフの味わいでビックリ！
ソースなどもとても凝っていました。

ベジタリアン料理って、何となく美味しそうだから食べるというよりも、健康に良さそうだから食べると言う感じが強かったのですが、ここのお料理は美味しいからまた食べたいと言う感じ。

お客さんも、普通のベジタリアンレストランにいがちなヒッピーな人もあまり見なかったですし（笑）

お店の内装は何となくアジアンリゾート風かな？

大満足のブランチの後は場所をかえてお茶しました。

フレイザーストリートにあるBatard へ
ここも何時来てもたいてい混んでますねぇ。

こちらのラテも濃くて美味しいです。

またこのカフェから程近いところにあるコーナーストアは東欧系の品を沢山置いてあるみたいで、普通のスーパーではあまり見ない商品にワクワクしました。

可愛いパッケージのスパイスたち。

でも、私が一番気になったのはこれ。
インスタントのボルシチの素。
特にホワイトボルシチって言うのが気になる～！
普通ボルシチってビーツを入れるから赤いんですよね？

お値段も安いから一度試してみようかな。

Happy Valentine's Day!

今日はバレンタインズデーですね。
カナダに住んでからは「今日はバレンタインズデーだから」とワガママが言える日となりました（笑）

日本では、今年もデパ地下でバレンタイン商戦が行われていたのでしょうか？

こちらでは花屋さんはもとより、日曜日が定休日の高級チョコレート屋さんもバレンタインデーだけは営業をしていますよ。（主にラストミニッツの男性向けに）

さて、我が家は今バラの花に埋め尽くされているのですが、これはＫからでも他の素敵な男性から頂いたものでもありません。

こちらは仕事関係で、何トンもの（！）バラの花が遠くナイロビから輸入されてきたのに、何かの手違いだったのか破棄しなければならなくなったので、もらってきたのです。

何トンものバラなので、加藤登紀子さんの「百万本のバラ」ではありませんが、それくらいはあったのかも知れません。

先週の土曜日にバンクーバーに到着して、スタッフの人たちが何箱も持って返った後で、月曜日に私が見た時も沢山ありすぎて全部見れなかったけど、おそらくまだ１万本くらいはあったような気もしますし。

それにしても、土曜日に到着して水もなくクーラーの効いた場所に保管されていたのでもないのに、結構いい状態でビックリしました。

きっととても高品質のバラだったのでしょうね。
コーナーストアとかで売ってる安物のバラとかだったらお水に挿しても２日くらいでグッタリするものもあるからね。

それで、私も欲張って８束くらいのバラ（小さな束がダズン、大きな束は２０本くらいありました）、合計８０本以上も貰ってきたのですが、なにぶんウチには花瓶があまりなく。。。

ほとんど出番がない花瓶を物置からごそごそと取り出してきました。

花束はいろんなシェードの赤いバラ、ピンク、薄紫、オレンジ、白など本当にいろいろあったのだけど、私の好みでちょっぴりアンティークな感じの白っぽいウスピンクの花とちょっと濃い目のピンクの花を沢山持って帰りました。

黄色やオレンジってなんとなくチューリップぽいイメージなのですが、ビタミンカラーでお部屋が明るくなりました。

花瓶にさせない分は花束ごとドライフラワーにしましたよ。

最初はもっともって帰ってきて、バラの花びらを浮かべたお風呂とかに入ろうかとも思いましたが、ああいうのって若かりし頃にやったことがあるけど、後始末が結構面倒なんですよね～。

花がある生活って素敵で憧れるけど、でも実際にＫから「バラの花束か美味しいものかどっちがいい？」って聞かれたら「美味しいもの！」って即答するだろうな（笑）

Dine Out Vancouver - L'Aattoir

今年のダインアウトバンクーバーの締めくくりはギャスタウンにあるフレンチのL'Abattoirにて。

このレストラン、何度か来たことがあって気に入っているものの、結構お久しぶりです。

バンクーバーは新しいお店がどんどんできるので、いろんなお店を試したりしているとよっぽどお気に入りのお店じゃないとちょくちょくは来れないですしね。

というか、普段はカジュアルなお店しか行かないですし（笑）

ギャスタウンのレストランはレンガ造りの内装が多いです。

レンガ造りの内装＝ギャスタウンって言っても過言ではないくらい。（笑） 

友人や同僚達とダインアウトに行ったという情報をシェアするときに必ず「美味しかった？」の次に「量はどう？」という質問が出ます。

それくらい最近のトレンディなお店は量が少ないのです～。

で、こちらのレストラン、行った人やYelpなどでダインアウトメニューのリビューを見てみると、「量が少ないと聞いていたけど、想像以上に少なかった」というのがとても多かったので、その日は遅いランチを沢山食べて挑みました（爆）

アペタイザーは私もＫも同じものを。

カリフラワーのピクルス、チキン＆フォアグラのガランティーヌ、海老せんべいを揚げたようなものがついてきました。

写真のちっちゃい四角いのがガランティーヌなのですが、何となく鳥のつくねっぽい触感と味でした（って言ったらミもフタもない。。。）

Ｋのチョイス、ショートリブのパスタ。

ショートリブはよく煮込まれててホロホロでした。

量は見た目のまま、少なそうでしたが。

私のサーモンは上にカリカリのポテトが載っていました。右にあるのはロブスターのムースみたいな感じ。

ロブスタームース美味しかったのですけど、バターとクリームがふんだんに使われとてもリッチだったので、最後のほうはちょっと胃がもたれたかも。。。

それにしても、ポーションが小さいのに無駄に大きなお皿に載せてくるから余計に小さく見えるんですよね。

Ｋのホワイトチョコチーズケーキ。
こういう崩した感じのケーキ、昨今の流行ですよね。
私は食べてないのだけど、美味しかったようです。

私のレモンタルト。ラズベリーソルベとチョコレートが載っていました。
これはとっても気に入りました！

総評として、ポーションは噂どおり少なかったです。
Yelpとかのリビューでも「ダイエット中の女の子でなんとか足りる量」って書いてありましたし。

私はロブスタームースが結構ヘビーで胃がもたれたので、なんだかお腹が膨れたような気がしたけど（笑）、男性には物足りない量だったと思います。

しかも、普段だったら無料で提供されるパンが１人３ドルも別料金で掛かったし！
ま、でもこのレストランのパンはとても美味しいのでオーダーしましたが。

うーん、美味しかったけどお得感はあまりなかったかな？

ギャスタウンは雨が降ってても雰囲気があっていいですね～。
なんとなくデートナイトっぽい感じで楽しかったです。

 

Dine Out Vancouver - AnnaLena

Dine Out Vancouver の２件目でトライしたレストランは、地元の情報紙 Georgia Straight で"Best New Restaurant 2015"に輝いた AnnaLenaです。

こちらは、昔私が好きだったレストランのKisilano Daily Kitchenがあったところです。

私のまわりでもこちらのレストランの評判が良かったので、予約してみたのですが、ゴールデンタイムは全滅で、週末の夜21:30という時間しか取れませんでした。

でも、実際は21:00前くらいにお店からメールで「もうお席の用意が出来てるのでいつ来られてもいいですよ」という連絡が来ましたが。

前のお店同様、わりとシンプルな内装。

 

店内は薄暗い感じです。

ダインアウトの時期でもそんなに詰め詰めではなく、隣の席とも程よいスペースがありました。

 
Kの根セロリとハラペーニョのスープ。
夜遅いディナーでお腹が空いていたのか、Ｋさん凄い勢いで食べてました。
味見はしなかったけど、美味しかったようです。

私のフライドチキン、チキンレバーのパテのソース、スイートマスタードシード添え。

美味しかったですけど、日本式のから揚げのほうが好きかも。（笑）

Ｋのダックの腿のコンフィ、テリーヌ、ローストされたカリフラワー。
小さな貝殻（？）に入ったグレービーソースと、下に敷いてあるのはカリフラワーコーヒーピュレ。どんな味なのかな？

こちらも、Ｋはガツガツとあっという間に食べていたので、私は試食できず。。。

私のギンダラのソテー、切干大根っぽいもの（大根ヌードルと書いてあったけど）アサリ、味噌バターソース。緑のソースはなんだったかな。。。

こちら、量も十分だったし、いろんな素材の味が楽しめてとても美味しかったです！

Ｋのフライドアップル、クリームチーズアイスクリーム、砕いたピーカンナッツとレモンクリーム。

私のはブラウニー、抹茶風味のライスパフ、ホワイトチョコレートのアイス（？）、チャイっぽいスパイスのミルクが下に敷いてありました。

こちら、噂に違わず美味しかったです。
通常の時にもまた訪れてみたいと思いました。

しかし、この日は相当Ｋはお腹空いていたのか、どの料理もあっという間に平らげていましたけどね。

私には十分な量でしたよ～。満足満足♪

Dine out Vancouver - PiDGin

いつもながら、あっという間に月日が経ってしまいましたね。
中国人が多いバンクーバーでは来週にチャイニーズニューイヤーがあることと、また来週の月曜日は祝日なのもあって、まわりではどこに行こうか？どう過ごすか？という話題があちらこちらで聞こえてきます。

でも、私の職場は祝日ではない上に最近の雨続きでこのところ憂鬱度が高めな私です。

さて、そんな雨でイベントの少ないバンクーバーでは、毎年１月の中旬から下旬にかけて行われるDine Out Vancouverといういろんなレストランが協賛するコースメニューをお得に楽しめるというイベントがあります。

毎年「ダインアウトの時は手抜きのメニューだし、無理やり席を作っていて窮屈」とかブツブツ言いながらもやはり何となく行かなきゃ！って言う気になるので今年もいくつかのレストランのメニューを試してきましたよ。

まずはアジア料理のフレンチ風フュージョンのレストラン、PiDGin

こちらはギャスタウンの外れ、結構危ない地区にも近いのですが、このあたりも結構個性的なお店が増えてきましたね。

店内はシンプルですっきり。
一緒に行った友達は、あまり凝っていない内装に友達はちょっと不満そうでした（笑）
ギャスタウンのお店は内装も凝っているところが多いからね～。

さて、この日のメニューは６コースですべてのお皿を２人でシェアするというスタイルでした。

証明が暗くてちょっとわかりづらいのですが、スモークされたタラモサラタのソースがあって、ガーリックブレッドと岩のり、そして「ラーメンエッグ」とメニューにあった煮玉子がありました。

岩ノリとクリーミーなタラモサラタ、ガーリックブレッドって結構合いますね！
これは家でも出来そうなので、お客さんが来る時（ってウチは絶対ないのですが。爆）によさそうです。

次は食べかけなのでただのビーンズにしかみえませんが、もともとはゆでたビーンズの下にレッドカレーがしいてあって、その上にイクラが載っていました。

お友達は生魚がダメなので、私がイクラを独り占め～！

お次はローストされたカリフラワーに鴨の油風味の胡麻和えにウニがトッピングされているらしいのですが、お友達がウニもダメなので別のお皿に盛ってもらいました。そしてこれも私が独り占め～！！

鴨の油風味と言うのが良くわかりませんでしたが、単なるローストカリフラワーではなく、美味しかったですよ。

次はグリルされたイカ、フェンネルキムチ、ポテトに血のソーセージのペーストがふちについています。

この血のソーセージのペースト、なんだかお味噌のような風味もあって、グリルされたイカにも合います。

イカも柔らかくて美味しかったなぁ。

私はこちらのお料理が一番気に入りました。

次はステーキ、赤いのはビーツのピュレーで、サラダの横のベージュなのはお味噌とゴルゴンゾーラを練ったもの。

お肉も丁度良く焼かれていて、どちらのソースにも良く合いました。

最後のデザートはチョコレートムースとフェンネルのジェリー。

全体的に丁寧に作られて、ソースなども意外な組み合わせで私もお友達もはとても気に入ったのですが、これらが２人でシェアではなく１人前だったとしても余裕で食べられたよねと言い合いました。

最初は「ギャスタウンのお店だし、きっと量が少なくて食後でもラーメンとか食べに行かなくちゃいけないかもね」と言っていたのですが、おしゃべりしながらゆっくり食べたらまぁそれなりにお腹も満たされましたよ。

こちらはそんなに席も詰め詰めではなかったのも好印象でした。