2018/11/30

アイスランド旅行 9


アイスランド旅行のフィナーレは、アイスランドと言えば!のBlue Lagoonへ。


ブルーラグーンはもともと地熱発電所の地熱を利用した池くらいの大きさの屋外温水プールなのですが、近年はとても人気があり(高いのに!)、入場するのにも完全予約制で、しかも結構前にチケットを買わないと入れません。

私たちは9月の下旬というハイピークから外れている時期だったけど、2週間前に購入したときはもう18:00以降でないとチケットがなかったです。

しかも、到着の3日程前にチェックしたら、どの時間帯もすべてソールドアウトでしたよ!(驚)


レイキャビックの空港から程近いので、到着した日か帰国する日に立ち寄る方が多いのか、朝から午後の時間が特に人気のようです。


本当に見渡す限りのミルキーブルーのお湯!
ロッカールームは結構混んでいましたが、お風呂自体はとても大きいのでゆったりしてますよ。


お風呂での撮影はOKなのですが、なぜか洋服を着たままで写真を撮るのはダメらしく、「水着に着替えてからにしてください」と言われました。(笑)


私たちは帰国前日の18:00の入場時間に訪問したのですが、結果としてはちょうどいい時間帯でした。

というのも、夕暮れからライトアップくらいのマジックアワーの時間帯だったので、のんびりお湯につかりながら日が暮れていく様子を見ることができてとても良かったです。


この日は晴れていたので、外の空気は寒かったけど、長く浸かるのに丁度いい温度のお湯につかりながら、トワイライトを楽しみました。


写真に撮るのを忘れたのですが、入場料にはシリカ泥パックと1ドリンクが含まれていたので、お湯につかりながらスムージーを飲んだり、パックをしながら遊んでいるとあっという間に2時間くらい経っちゃいますよ。


また、ここの無料のシリカ泥パックが凄くいいです!
マスクバーがお風呂の中にありまして、そこに行くと係の人がオタマで気前よくどばっとくれます。

それを顔やデコルテに塗って乾いたら落とすのですが、洗い流した後は凄くスベスベします。
ここでもお土産屋さんで買えたり、空港でも買えますが、めっちゃ高いです。(小さなチューブが$100くらいだったかな?)


レイキャビックに住むことがあったら、絶対ここで仕事したい!って思いました(笑)
毎日お風呂に入ってパックしまくります!!


夜の様子も素敵ですよね。
建物も北欧らしく、シンプルかつスタイリッシュ。


これは泊まっていたRVパークに隣接していたコテージなのですが、すっごいお洒落!!


次回行くことがあったら泊まりたい~。


さて、最終日はオーロラ数値がActiveになってしかも晴れていたので、オーロラハントに出かけました。

でも、こんなに満月に近いような明るい月が出てたのでどうかなぁと思っていたのですが。。。



出ました!!
これでシャッタースピードは4秒くらいです。

地元の人曰く、すごい強いオーロラが出るときは携帯でも映るらしいですよ。


もっと強く出ていた時もあったのですが、私ったら何を思ったかオーロラにピントを合わせようとしていて、でもオーロラは動くので超ボケボケになってしまい。。。

まともに撮れるようになったときは、結構オーロラの活動が弱まってしまいました。(涙)


私はカナダのイエローナイフでも昔オーロラを見たことがありますが、その時はマイナス30℃くらいで鼻の中も凍るくらいの寒さだったのですよね。しかもオーロラが出るのが夜の11時過ぎから夜中の1時とかだったし。

でも、アイスランドのオーロラは9時くらいから出現し始めるので、気軽にオーロラ鑑賞できていいですよ。

しかも、レイキャビックのダウンタウンから45分くらい車を走らせればオーロラ鑑賞スポットはたくさんあるしね。

私たちが旅行した時はまれにみる最悪な夏と言われ、しかも雨男のKがいるために夜はいつも曇りか雨だったので、オーロラは見れないかも。。と思っていましたが、最後の最後で見ることができて満足です!




2018/11/24

アイスランド旅行 8


冒険がいっぱいだったアイスランドの旅もついに最終地。
この日は首都のレイキャビックを観光しました。


レイキャビックのシンボルである、ハットルグリムス教会(アイスランド語だとHallgrimskirkja)。
40年以上もの年月をかけて1986年に完成したという新しくとても北欧的で斬新なデザイン。
これは、南アイスランドでよく見られる六角形の玄武岩をモチーフとして作られたそう。


アイスランドはもとより、レイキャビックにも高い建物がないので、74.5mとそれほど高くなくても、とても目立ちます。


教会の内部はとてもシンプルです。


十字架や宗教的絵画などはまったく飾られていません。


この北欧デザインの素敵なパイプオルガンで昼間にコンサートが行われるようです。
その時間帯は教会内の観光はできません。

教会内部は無料ですが、塔に上るエレベーターは$10くらいかかります。
(ちなみに階段はないので、歩いて登るというチョイスはありません。笑)


塔の上からの眺め。
四角く、カラフルな街並みの向こうに海が見えます。


こういう建物も北欧っぽいですね。
木々とマッチしていて、お伽の国のようです。


土曜日だったのですが、夏の観光ピークから外れていたからか、それほど人は多くなかったかな。


ここが、街一番の目抜き通りです。


普通のおうちも可愛らしい。


このカラフルさを保つためには結構頻繁にペンキを塗り替えているんだろうなぁ。


この黄色い建物、渡り通路が隣の建物に繋がっているようで、実はつながってないんですよ。(笑)


春先のアイスランドでよく見られるというパフィン(看板の鳥)グッズもたくさん売っていましたよ。


こちらは The Sun Voyagerという名前が付けられた海に繰り出す人をイメージして作られた、レイキャビックで有名な彫刻。


これも、北欧ならではのシンプルなデザインですよね。


こちらはHalpaと呼ばれるコンサートホール!


側面がすべてガラスで作られているという、とてもモダンでゴージャスな建物です。
こちらのカクカクしているのも、やはり南アイスランドの玄武岩をイメージして作られたそうです。


これが、もしもパリとかロンドンとかにあったら、入場するのに大行列とかしそうなのですが、さすがアイスランドは館内は無料で自由に出入りできます。


光が入るとその反射が本当に美しくてうっとりします。


夜にはこのガラスパネルにはめられたライトが色とりどりに変化し、オーロラをイメージしたイルミネーションが見られるのですって!

私たちは予定があったので、夜に見に来ることができませんでしたが、写真をみると、それもとても素敵でしたよ。

レイキャビックのダウンタウンはとてもこじんまりしているので、半日あれば見所はほぼ見て回れますが、今までずっと自然の中に居たので、こういう都会も新鮮に映りました(笑)



2018/11/05

アイスランド旅行 7


さて、この日はアイスランドを訪れた旅行者が必ず行くと思われる「ゴールデンサークル」と呼ばれる3つの観光名所(プラス α)に行ってみました。

どのツアーにも必ず入っているThingvellir National Park
こちらもゲームオブスローンズの撮影で使われたので、見覚えがある方もいるのでは?

ユネスコの世界遺産となっています。


ユーラシアプレートと北アメリカプレートがお互いに引っ張り合って、そこに新しいプレートができて、ギャウと呼ばれるいわゆる地球の割れ目ができています。


地球の割れ目を歩くってよく考えるとなんだか凄いことですよね。


昔はこんな感じで、村になっていたようです。
正にゲームオブスローンズの世界!


このギャウも毎年2.5cmづつ広がっているのだそうです。


川の向こうにはこんな荒々しい地球の割れ目とは打って変わってかわいらしい村があったりします。


この国立公園はかなり広く、奥まで歩いていくと滝があったり、プレートの割れ目に氷河から解けた水が泉となっており、ダイビングを楽しむことができるそうですよ。

もちろん魚はいないのですが、驚くほど透き通った水のため、水中の視界は100mくらいもあり、プレートの割れ目に沿って潜っていくという唯一無二のダイビングも楽しめます。


そのあとは、アイスランドと言えばの間欠泉、Geysir、この場所の名前にもなっているゲイシール間欠泉は現在活動を休止しているらしく、その近くにあるストロックル間欠泉を見ることになります。


こちらは活動休止中のゲイシール間欠泉。

ストロックル間欠泉は小振りながらも5~10分おきに噴き出すので、短い滞在でも噴き出す様子が見れますよ。


お湯が噴き出す直前はこんな風にビー玉みたいに青いバブルが盛り上がります。


それが噴き出した直後。すごい勢いですよね!


ゴールデンサークルの最後はGullfossの滝です。
雄大な滝なのですが、この時はもう既に滝を見すぎてそれほど感動しなかったのですよね。。

でも、今こうして写真を見たら凄い滝だったのだな、と思い出しました。(笑)


冬場は雪のために、こんなに近くまで行けないそうなのですが、凍っている滝を見るのもいいでしょうね。


アイスランドはこんな感じのキャニオンと滝が本当に沢山あるのですよ。
贅沢なことに見飽きちゃうほどに。(笑)


通常のゴールデンサークルのツアーというのは上記の3か所らしいのですが、このエリアの近くにあるKeridというクレーターも素晴らしいので、ぜひ立ち寄ってみてください。

アイスランドにしては珍しく入場料として、$4くらいかかりますが、ぐるりと周りを歩いてみたり、湖のところまで降りてみたりすることもできます。


お椀型になっていて、音響がいいので、こちらでコンサートが開かれることもあるそうです。
Bjorkもここでコンサートをしたことあるそうな。

ブログに写真をアップロードすると、実際の写真より色が薄くなってぼやけた感じになってしまうので、全然良さが伝わってないかもしれませんが、とりあえずアイスランドという国は地球が生きてるっていうのを実感できるところです!