感謝の日

６月１３日は私の誕生日でした。

といっても、普通の平日だし、Ｋは週末まで夜勤なので、私はいつもどおりジム仲間とズンバに行きました。

ジム友たちとスタジオで会ったときに「お誕生日おめでとう～！」って言って皆ハグしてくれたんですが、それをインストラクターが見ていたらしく、クラスが始まったとたん「今日は誰かが誕生日のはず。誰かしら～？」とか言いながら私の腕をむんずと掴み、ボクシングの勝者にするように掴んだ腕を上げて「彼女でーす！」ってクラスの皆に言ったんですよ。
当然クラスの人たちは皆「イエーイ」とかって祝って（？）くれました。ちなみにその日は３０人くらい居たかな。

うれしかったんですけど、私は意外と恥ずかしがりやさんで（←え？）注目の的になるのがちょっと苦手なので、どうリアクションしていいか困りました。

それなのに、インストラクターはその日はいつにも増してハイテンションで、クラス中も何度も「バースデーガール」を連呼。

例えば、ズンバをしている人なら分かると思いますが、ズンバにはズンバオリジナル曲というのがいくつかがあるんですよね。
ダンスっぽいリズムに合わせて「ズンバ・ズンバ～」とか「ズ・ズ・ズンバッ！」とか「ズン・ズン！」とかそういう歌詞が入っているんですが（爆！）、その合間にも「Oh Yeah, Birthday Girl ～～」とか追い討ちをかけるんですよ～。

いや、すごくうれしかったんですけどね！

さらに、インストラクターはご機嫌で、踊りながらゲイ友たちに「Hey, Sexy Boys」とか言ったもんだから彼らも気分が良くなったのか、クラスの後で、「皆でクラブに行ってズンバを踊ろう！」とか言い出す始末。

・・・・・・。

クラブに行かない私でも、さすがにクラブに行ってズンバを踊っている人たちはかなり浮いた存在になるはずというのは簡単に想像できます。

ま、１００歩譲って彼らの動きがインストラクター並で、動きがシンクロナイズしていたら、もしかしたら映画「Napoleon Dynamite」（邦題：バス男。←やっぱり邦題ってなんかダサい）のナポレオンのように「キモカワ」ならぬ「キモ COOL」とになるかも知れませんが、彼らの動きはまるでちょっとアップビートなラジオ体操って感じですからね。

なので、丁重におことわりしました。

で、その話を別の男っぽいゲイの友達に話したところ、「ああ、それはオカマにありがちなうっかり自分が中年って事を忘れちゃってるヤツだね」というコメント。

Ouch !! 耳が痛い～。
これはアレですね。「他人の振り見て我振り直せ」ってやつ。

まぁね、私もアラフォーですし、自分でも「オバちゃん」とか言ってますけど、でももし見知らぬ若者からごく普通に、悪気なく 「あぁ、あそこの中年女性が・・・」とかって私のことを説明されたらショックで私のガラスのハートは粉々に砕け散ってしまう～。

そうは言っても、いつまでも失いつつある若さにしがみついてるのもみっともないので、気力と健康的にはいつまでも若くいたいけど、中身は年相応に成熟した分別のある大人の女性になりたいものです。

 

これはムーミンをこよなく愛する私のために Ｋ が苦労して見つけて送ってくれた e-card。
ちゃんとしたカード（きっとムーミンじゃない）は多分週末にくれるんだと思うけど、すごくうれしかったよ。

ブログを読んでくれている父と母からも e-card が届きまして、それには「バースデーカードと供にイエローカードも送ります。食べすぎ注意！」と書いてありました。

お父さん、なかなかうまいこと言うわね！
遠く離れていても、いつも気にかけてくれてありがとう。