2013/06/03

フランス旅行 5


Cancale を後にし、次へ向かったのは、日本人にも人気があるユネスコ世界遺産に指定されている、モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel )

こちらは、昔はカソリックの巡礼地で、頂上には修道院があります。
かつては満ち潮時には海に浮かぶ小島のようになっていたところです。

しかし、いつでも渡れる地続きの道路が作られ便利になったものの、そのために潮流が止められ陸地化が進み、かつてのような風情のある海に浮かぶ小島の姿がほとんど見れなくなったため、新しく橋を作って本来の姿に戻そうというプロジェクトが行われているようです。


将来的にはこのようになるらしいですよ。

私は20年くらい前にここに来た事があったのですが、その当時は島のすぐ近くまでバスで来れたのですが、今は対岸のかなり離れたところに大型の駐車場が出来て、そこから島へのシャトルバスが出ているものの、シャトルバス乗り場までもかなり歩きます。


これは、島へのシャトルバスの乗り場からの風景。
バスは10分ごとくらいに走っているらしいですが、お散歩がてら歩いている人も沢山いました。


本当に青空って素晴らしい~。


島内への入り口。
こういった門は要塞という感じで大好きです。

写真左手の看板はモンサンミッシェル名物のオムレツの発祥地、ラ・メール・プラールさんのレストラン。


このレストラン、いまや東京にも支店があるらしいですね!?
世界各国の名産が食べれる日本、本当に凄いです。

だけど・・・・


30ユーロもするオムレツって許せない!

モンサンミッシェル名物のオムレツは Formule Omelette として、対岸にあるレストランなどでも食べれます(そして、30ユーロもしないです)

何がそんなに特別なのかというと、卵をこれでもか!ってくらい泡立てて、外側はかりっと仕上げ、中はふわふわの泡(というか、ほとんど液体・・・)みたいな薄味のオムレツらしいです。

卵料理は好きじゃないKはもちろんのこと、旅行に出かけたらその地方の名物を食べるようにしてる私も「うーん・・・」と思う内容です。

実際、このオムレツのことを調べてみると、賛否両論・・・というか否定的なコメントが圧倒的に多かったので、食べなかったことに後悔はしてません。(笑)



 

引き潮時のどこまでも続くような砂地(?)に映るモンサンミッシェル。
私は基本的にモンサンミッシェルは遠くからそのシルエットを見てるのが一番好きです。

実際に島内に入ってしまうと、なんていうか・・・・江ノ島っぽいんですよね(笑)




こんな感じで、狭い道の両側にお土産屋さんとか、レストランが立ち並んでいます。


こちらは修道院への入り口

私たちが到着したのが少し遅かったので、修道院は閉まっていましたが、それでも十分島内を堪能できました。

モンサンミッシェルは夜になるとライトアップするのですが、よくモンサンミッシェルのイメージ写真でトワイライトの暮れなずむ空にほんのりとライトアップされる姿というのを見かけるので、私も是非そんな写真が取りたい!

なので、トワイライトの時間まで対岸の町でご飯でも食べようというと、

「対岸のレストランは団体の観光客向けで美味しそうじゃないから、一度ホテルに戻って地元の人に人気のレストランを調べて、そこで食べてから夜景の写真を撮ろう。
でも、トワイライトまでここで待っていたら、晩御飯を食べそびれるよ。君が晩御飯抜きでいいっていうならそれでもいいけど」 と、K。

彼は私が絶対に「じゃあ、晩御飯抜きでもいいわ!」って言わないことを承知の上でこういう政治家っぽいことをたまに言うんですよね~。

で、結局いったんホテルに戻っていくつかの地元の人が行くようなレストランを見つけ行ってみると・・・

営業終了時間にはまだまだあるのに、シーズン前の平日で暇だからか、オープンのライトがついているのに、クローズと言われてしまいました。

仕方なく、団体観光客向けのレストランに戻るも、そのレストランも団体客が帰った後で、私たち2人のためにオープンしてられるか!とばかりに断られ続け、そうこうしているうちにどこもかしこも閉まってしまい、あわててGPSでマクドナルドなどのファストフード店を探す私たち。

GPSの地図がアップデートされていなかったのか、真っ暗な進入禁止の農道などを通り抜け閉店間際のマクドナルドで北米よりもショボイ品揃えの中からビックマックとポテトが夕食・・・

もう~、こんなことならトワイライトの写真取ってからでも良かったんじゃないの!(怒)

まぁ、せっかくだから真っ暗だけど、モンサンミッシェルのライトアップだけでも取ってきましたよ。


これはこれで綺麗だから良しとするか、と許してあげました。
旅行中はチームワークが大切だものね。




6 件のコメント:

Cecile さんのコメント...

モン サン・ミッシェル、聖ミカエルがいるのですよね。10年前(12年前?)ツアーで降り立った懐かしの場所。ランチには当然オムレツが組み込まれていたけれど、ツアーガイドとバス運転手と仲良くなった私は彼らの勧めに従ってオムレツを食べずにシェブールのサラダを食べたのでした。その後フレンチースタイルの運転手さんとどうなったか…フフフ。

midasjenny さんのコメント...

江ノ島っぽい、モンサンミッシェル、何故に日本人観光客にそんなに人気なんでしょうか? オムレツの発祥地のレストランが東京にもお店を持っているなんてビックリです。ホント、今や日本で手に入らない物、食べられない物なんて無いのではないでしょうか?凄過ぎ、、、。

結局マクドナルドでお夕飯だったなんて、可哀想、、(笑)。でも、そのマクドナルドにカヌレやマカロンがあったのよね?それも凄い、しかも美味しかっただなんて、増々驚き。さすが、おフランスだわ。ますます楽しみなおフランス旅行記♪

のせぞ さんのコメント...

Cecileさんへ
やはりツアーにはオムレツが組み込まれていたのですね!
特にこのレストランはリビューを見ても、散々な内容ですしね~。
10ユーロくらいだったら話の種に試しても良かったかも知れませんが(笑)
あら、Cecileさんはそのドライバーさんとどうなったんですか?何かロマンスでも!?

のせぞ さんのコメント...

Jennyさん:
本当にここは日本人に大人気ですよね~。
私達は夕方遅くに到着したけど、それでもモンサンミッシェルに滞在する3~4組の日本人の団体グループが居ましたし、日中だったらパリからの日帰りのグループでもっと居ると思いますよ!
久しぶりに日本人の団体さんを見て新鮮な感じがしました。

あ、カヌレやマカロンはここではないんですよ(って何回マクドナルド行ってるのって?)
ここのマクドナルドはミゼラブル度100%な感じでした(笑)

しっぽ さんのコメント...

あ〜フランス〜〜♡
のせぞさんの写真を見てるとまた行きたくなっちゃう!でも私達、モンサンミッシェルへは行かなかったので今後の参考になるわ。私もオムレツには興味ないけど、トワイライトの写真撮影にはムッムムムって感じで興味津々。
ライトアップも素敵ね〜♪

のせぞ さんのコメント...

しっぽさん:
そっか・・しっぽさんたちはモンサンミッシェル行かなかったのね(ってどこ行ったのよ~~。今からでも旅行記遅くないよ?)
モンサンミッシェル界隈の食事は美味しくなさそうなところばかりなので、そこは非常に残念ですが、やっぱりこのシルエットを見ると「おぉ~」って思っちゃいます。
トワイライトの写真、せっかく数少ない晴れた日だったからチャンスだったのにな~。
しっぽさん、この無念を私の代わりに是非晴らしてきてくださいな(笑)