大人の遠足 - Fort Langley

フランス旅行記の途中ですが、まだまだ長くなりそうなので、先週の日曜日のお出かけのことを先に記事にします。

マダムなのに気取らない、まるで親戚のお姉さんのような Jennyさんにお渡しするものがあったので、ランチでもしましょうと予定を決める際に、

「Fort Langleyに行ってみない？」と提案いただきまして、

私はフォートラングレーには何度か行った事があるものの、なんとなく遠出なイメージだったので、私の知っているフォートラングレーではなく、もしかして新しいレストランの名前かと思い、検索してしまったくらいです。（笑）

でも、日曜日はお天気の予報だったし、田舎好きな私達にぴったりな大人の遠足ということで、即決で行くことに決めました。

実際遠いと思っていたのですが、ジェニーさんの家からハイウェイで３０分くらいでしたよ。

こんな感じで、古き良きイギリスの植民地時代を彷彿とさせるコロニアル様式の建物が雰囲気ありますね～。

まずはお昼時だったので、腹ごしらえということで、沢山の人で賑わっていたお店のパティオでランチ。

グリルドチキンのサンドイッチと、スイートポテトのベジバーガーとシェアしました。

スイートポテトのベジバーガーは甘いながらもちょっぴりスパイシーで意外な組み合わせでした。

どちらも美味しかったですよ。

昼食後は可愛らしい街をぶらぶらと散策。

 

たいていどこのお店にも店頭にお花が飾ってあって可愛いです。

ラベンダーやラベンダーの刺繍のあるエプロンやシャツを売っているお店も。

何故か日本の置物（？）が売っていました。
しかも、クリアランスセールで格安でしたよ（笑）

この地方は秋になると、クランベリーフェスティバルというのが行われるほど、クランベリーの生産地なので、クランベリーの食品を扱っているお店もありますよ。

クランベリーをイメージさせる真っ赤な壁が素敵。

また、この街はアンティークを扱うお店がいくつも集まった建物もあります。

アンティークってセンス良く飾ってあるのを見るのは好きですが、私もこの年になってようやく自分というものを理解してますので、私が置くと単なる「ガラクタ」にしかならないというのは判ってるので、さらっとひやかしで見るのみに。

そうかと思えば、こんな田舎の小さな街なのに、なぜかハイエンドのキッチン用品を扱うお店が・・・

 
でも、さすがに需要があまりないのか閉店してしまうようで、閉店セールをしていましたのですが、ここでジェニーさんの心を揺さぶる All-Cladの高級なべとフライパンがお買い得価格になっているではありませんか！

まぁ、私も炊きつけた訳ですが、しかしお料理上手なジェニーさん、気持ちいいくらい男前に２つともお買い上げになられましたよ～。

私も欲しいなぁ～とちょっと思ったけど、でも私の場合は絶対猫に小判なのは目に見えてるので、もう少しお料理をするようになってから出直してきます（笑）


ここは、本当に小さな街なので、あっという間にお店もすべて見れちゃうくらいなのですが、ここには昔旅客鉄道が走っていたので、昔の駅の名残があります。

 

なんともノスタルジー満載な風情ですね。

昔の切符売り場および駅員室を再現した様子も見れます。

この駅のベンチで、ジェニーさん持参のピクニックの籠からスナックをつまみつつ、心地よい風に吹かれて天気のいい田舎の風景を満喫しました。

かなりリラックスモードでバンクーバー方面に戻ってからも、ジェニーさん宅のパティオでお茶を呼ばれて、さらにこんなプレゼントまで頂いてしまいました！

バンクーバーで有名なアロマ用品を扱うお店、Sajeのアロマディフューザーと、右に写っている黒いものは、炭の成分が入ったこんにゃくの洗顔スポンジなのです！日本っぽいですよね～。

特にこのこんにゃくの洗顔スポンジは、お店の人イチオシの商品だったそうで、これを使うと肌のくすみが取れて、毛穴が小さくなるとか・・・・。

頼まれものはちゃんとお代金も頂いたのに、なんだかかえって気を使わせてしまったようで申し訳ないなぁ。


海老で鯛を釣る・・・というのはこういうことなのね。