この日は村全体がピンクに染まっている、ルシヨン(Roussillon)に行きました。
実は、コート・ダジュールを出発してから、ニースから程近い有名な鷲の巣村の1つエズ(Eze)に行ってみたのですが、悪天候だったため景色が何も見れず、そそくさと帰ってきたんです。
今年の5月のプロバンス地方は何と1860年以来最悪の天候だったらしく、お土産屋さんのマダムも「こんな天気はミストラルが吹き荒れる11月の天候よ・・・」と嘆いてました。
この日の悪天候がどのくらいだったかというと、傘もめくれるくらいの横殴りの暴風雨で、まさに苦行以外のなにものでもないと言うことで、さっさと切り上げて来ました。
確かにKは雨男なので、旅行中の悪天候には慣れっこになった私ですが、ここまで悪かったのは久しぶりです。
やはり、前日にモナコのF1コースを走ってうれしさのあまり雨男のパワーがアップしたのでしょうか。(笑)
でも、ルシヨンに着いた頃には雨も小降りになってきました。
天候が悪いせいで、この時期は観光客も少なかったらしくひっそりとしていて、それがまたこの村の雰囲気を更に魅力的にしていましたよ。
本当に村中がピンクですよね。
これは、オークルと呼ばれる顔料が近くで取れるので、それで家の壁を塗っているんです。
この岩がそうです。
深い緑に囲まれた鮮やかなオレンジ色の岩がとても絵になりますね。
これなんて微妙な色のグラデーションがまるで水彩ペイントみたいですよね!
ここは村もこじんまりしていて、とても可愛くて旅行中に訪れた村でも特に気に入りました。
お店も閉まっていたところも結構ありましたが、とっても可愛いかったです。
プロヴァンスらしく、オリーブの木で作られたシャクテリーボードなども一瞬ほしくなりましたが、そもそも私の場合、来客を招いて手料理ということがないので(笑)、鑑賞のみ。
この村は晴れた日もきっととても素晴らしいんだろうけど、こんな風に霧雨に煙る緑にも赤い建物が映えて私は結構気に入りましたよ。
今日の記事はピンク・ピンクな写真でラブリーな私の一面をお見せしました(って、どの口が言ってるの?ぷぷ。)
2 件のコメント:
うわぁ、ラブリーな場所♪ 雨上がりの街がより美しく撮れていますね。素晴らしい~。
Eze、行きました!小高い道を汗をかきかき登った覚えが。確かその足でGrasseにも行って香水の世界を満喫してきましたよ~。
Cecileさん:
この村はとってもラブリーでしたよ。
Cecileさんはエズに行かれたんですね!
私も村の入り口まで行って見ましたけど、海も何も見えず横殴りの雨に耐えかねてスゴスゴと帰ってきました。
私たち、宿はグラースだったんですよ。
でも、香水博物館とかはKが興味なかったんで何も見なかったんですけどね~。
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