ポルトでレンタカーを借りてどんどん南下していきますよ。
こちらは、ポルトから車で1時間ほどのところにあるAVEIROという街です。
アズレージョタイルの美しいこの古い建物は、旧Aveiro駅なのです。
この駅の隣に、現在使われている近代的な駅があるのですが、古い駅もこのように保存されています。
なかなか味がありますね。
夏の時期はこのようなミニチュアトレインで市内をぐるりと回ることができますよ。
Aveiroの街は、なかなかハイカラな感じでしたよ。
街の中心には運河があって、ゴンドラで運河めぐりもできるので、ポルトガルのベニスと呼ばれているらしいです。
運河があったら、なんでもベニスになるのよね。。。
このゴンドラですが、この地域では「モリセイロ」と呼ばれていて、なんだか「盛りせいろそば」みたいな響きにクスっとなります。
このようなモザイクの石畳はポルトガルのあちこちで見かけますよ。
さらりと観光した後は、さらに車で1時間半ほど走らせて、「谷間の真珠」と呼ばれる城壁に囲まれた中世の面影を残す小さな村へやってきました。
このあたりは水道橋がずっと内陸部へと続いているのですよ~。
こちらの入り口から入っていきます。
入り口のところには美しいアズレージョ。
小さな村をぐるりと囲むように城壁があり、歩いて回ることができます。
ですが、かなり歩くところの幅が細いうえ、柵がないので、高所恐怖症の人には厳しいかも。。
私は全然平気ですけどね!
周りは緑ゆたかな風景で、癒されますね。
城壁の中の建物は、真っ白い壁にオレンジ色の屋根で統一されています。
ちょっとこの写真では見づらいですが、スペインで見かけるような風車もありました。
オレンジもたわわになっていて美味しそう。。。
小さい街なので、ぶらぶらお店を見ていても2時間もあれば一通り回れるかな。
この地方の名産、ジンジーニャ(単にジーニャと呼ばれることもある。)と言うサクランボのリキュール。
リスボンあたりでも専門店で試飲できますが、オビドスのはチョコレートのカップに入れてくれるのが主流です。
お酒の飲めない私でも、甘くて美味しい上に、チョコレートのカップと一緒に食べるとボンボンみたいでもっと食べたく(飲みたく)なっちゃいます。
オビドスのお土産屋さんで、小さなボトルとチョコレートのカップがセットになったものが手ごろな値段で売られていたので、お土産にいいなぁと思ったのですが、これからもっと南に移動するので、チョコレートが解けちゃいそうでやめたのですが、涼しい時期ならお土産にぜひ!
ジンジーニャだけでなく、フルーツポンチとかサングリアとかももありましたよ。
街のメインストリートにはかわいらしいお土産が軒を連ねていました。
ポルトガルの内陸部はコルクの木がたくさんあるため、コルク出てきたバッグとか靴とかがたくさん売られていましたよ。
こちらの本屋さんもなかなか良かったですよ。
なんたって、新鮮なお野菜も売っているんですから!
オビドスには昔の修道院や宮殿を改装してホテルとなっているポウサーダと呼ばれる宿泊所が国内のあちらこちらにあるのですが、オビドスにも修道院を改装したホテルがあって、とても人気があります。
数時間の滞在で通り過ぎてしまう人も多いのですが、時間があったらポウサーダとかに泊まって、のんびりしてみたいものですね。
・・・って毎回言ってるけど、結局あちらこちらと行きたくなり、いつも私の旅は忙しくなっちゃうのよねぇ。。
2 件のコメント:
美しい~。旅は非日常の空間であることをつくづく感じますね。素敵な写真をありがとう♪
Cecileさん:
そうそう、住んでる人にはありふれた風景でも、私たち旅行者にはどこもかしこも写真に切り取って収めたい場面がいっぱいありましたよ。
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