フィッシャーマンズワーフで魚を物色した後、遊歩道を東に歩いたところに保存されている昔の家並を見に行きました。
葉も落ちて、すっかり冬の景色になってました。
こちらはムラカミさんのお宅です。この建物にあった説明の立て札によると、この家は1885年ごろ建てられ、ムラカミさんご夫婦と10人の子供が1929年から1942年に彼らが強制収容所に送られるまで住んでいたとあります。
私の知り合いに、80歳を過ぎたカナダ産まれの日系2世の男性が居て、第二次世界大戦の頃に強制収容所に送られたときの事、そこでの日本人コミュニティの話、家や財産はすべて没収されたことなどを今までに何度か聞いたことがあります。
もちろんすでに学校で習っていたことで、知識としては知っていましたが、体験者から実際に聞くと胸が締め付けられそうになります。特に2世の方などは立派なカナダ人であったのに・・・。
彼らの家の中は今は公開されてませんが、近くに当時の家の中を再現したところがありましたので、そちらを見てみました。
こちらはファミリーの家でしたが、他にも独身男性が集まって住んでいたと思われる家も再現されてますよ。
このように保存されていたり、当時の暮らしが再現されている様子はほんの一画で、こじんまりしているのですが、お散歩の途中にふらりと立ち寄れるところがいいですね。
4 件のコメント:
すてきなところだね! お天気もいいからよかったね! 今度娘さん連れていってみよぉ~っと!
ゆっくゆっこさん:
スティーブストンってダウンタウンからだとちょっと遠いけど、バスで1本でも行けるかも(昔は行けたんだけどね)なので、一度行って見て。なかなか良いところよ~。
私も以前、両親がこちらに来た時に行きました。当時の生活模様が再現されているのを見れて良かったです。その時は特に何も感じずだったのですが、のせぞさんと同じく、暫くして日系に2世の方から当時の話を聞き、心痛したのと行き場のない憤りも感じてしました。。。
その方達の礎があって今が楽に暮らしていけるんだと思うと感謝の思いです。
長くなってしまいました~~><
もう、完全に冬っぽくなってますね。
そうなんですよね~。
特に強制収容所はアルバータ州(詳しくは忘れちゃったけどレスブリッジだったかな?)とか寒い地だったので、とても大変だったと聞きました。でもさすが日本人はその厳しい環境でも助け合ったり、何とか日本食の保存食を作ったりした等のエピソードを聞くと涙が出ます・・・(私も長くなっちゃいましたね)
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