アイスランドも折り返し地点を過ぎ、これからは北アイスランド地区をドライブしていきます。
北アイスランドもなかなか見所があるのですが、こちらは南アイスランドとはまた違って、別の惑星にいる様な景色が楽しめます。
こういう火星みたいな景色とか
草も何も生えていない山のあちこちに地熱の蒸気がモクモクと立ちあがっていたり。
こちらはHverirと呼ばれる観光地で、地熱活動が盛んなところです。
地獄谷のようにグツグツと煮えたぎっている様子が見れますが、周りの砂漠のような景色にとてもマッチしていて、別の惑星にいる感じが楽しめます(笑)
観光バスも到着するくらいの観光地なのですが、それでもとても広いので、人の多さは気になりませんでした。
Hverirから程近いGrojotagja Caveへ。
ここは溶岩でできた洞窟で、中には温泉があり、昔は浸かることができたそうですが、一度は温度60℃くらいとかなり高くなってしまい、現在は45℃くらいに落ちてきているものの、写真撮影のみで入浴禁止となっています。
ちょっとした青の洞窟みたいですね。
この近くにはMyvatn Nature Bathという温泉があり、「北のブルーラグーン」と呼ばれる美しいミルキーブルーの温泉があります。
私たちはそこへは行かず、道沿いにある名もなき湖でgoogle map上では単に「blue lake」とのみしか書かれていないところに立ち寄りました。
ここも湯気が出ていたので、温泉のような感じでしたが、特になんの立て札もなかったものの、誰も入浴していませんでした。
お湯には触れてないのですが、かなり熱いのかな?
その後、しばらくドライブして「神の滝」という言う意味のGodafossへ
高さはあまりないものの、ナイアガラの滝を想像する幅と形で、結構な迫力があります。
アイスランドにはかなりの数の滝があるのですが、レイキャビックから近い有名な滝じゃないと、ロープすら張られていません。
更に、ここもかなりの強風なので、滝の近くまで行って撮影する場合は要注意ですよ!
アイスランドの滝は、それまでなんでもないところにいきなり「どどーん」と凄いサイズの滝が出てくるのでびっくりです。
また更に西へ向かってドライブしていきます。
北アイスランドは紅葉がとても綺麗でした。
カナダの紅葉も綺麗ですが、木についている葉が紅葉するのではなく、苔とか背の低い草が紅葉していて、こういうのもとても素敵だなと思いました。
羊があらゆるところにいるのですが、外敵もなくストレスフリーで幸せそうな感じでした(笑)
黙々と草を食べて歩いているだけかと思いきや、結構な速さで走っているものも居たり、柵を乗り越えて道路を渡ろうとしていたり、結構アクティブでしたよ。
途中通り過ぎたAkureyriというアイスランドで2番目に大きな町も、ダウンタウンを少し離れるとのんびりした雰囲気です。
更に走っていくと、左手に山が見えるのですが、もううっすらと雪が積もっていました。
北アイスランドと南アイスランドでは、まるで別の国にいるかのような気候と景色です。
天気も目まぐるしく変化するのですが、雨雲で真っ暗だったのに、2-3分経つと雲の合間から日が差したりして、とてもドラマチックな写真が取れました。
こういうのも、私が描いていたアイスランドの景色です。
その日のキャンプ場につく前に、もう1か所だけ行ってみたい滝があったのですが、最初Kは「もう滝ばっかり沢山みたから行かなくてもいいんじゃない?」と言っていたのですが、せっかく近くにあるんだから、と無理を言って立ち寄ってもらったKolugljufur
それまで普通の道路で滝らしい雰囲気はどこにもなかったのに、いきなり出たきた滝で、キャニオンになっており、誰もいなかったのもあり、秘境感があってなかなか良かったです。
Kも結構気に入ったみたいで、たくさん写真を撮っていました。
ただ、日が沈んだ直後だったので、光が足りなくてうまく撮れず残念です。
何もない荒野に月が出てくる様子を見るのも、なかなかない機会なので楽しかったです。
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