2016/06/20

フィンランド・ロシア旅行 - サンクトペテルブルグ 5


さて、サンクトペテルブルグの2日目は一日かけてエルミタージュ美術館に行くことにしました。

いわずと知れた、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館と並んで世界三大美術館と言われる大御所です。(たまにプラド美術館が世界3大美術館のひとつと言われたりしますが)

私は美術に詳しくはないものの、見るのは好きです。
Kはアートはそれほど興味がないのですが、お城が大好き。

で、以前ベルサイユ宮殿に行った際に私が3時間ほどしか観光時間を取らなかったことを根に持っていて、「今回はこれがメインなんだから、開館から閉館まで時間を取らせてくれ」と言われていたので、張り切って開館から行ってまいりました。


エルミタージュ美術館の前の広場に行くアーチも凄く素敵です。


本当にまるでベルサイユ宮殿のようで圧倒されます。


これでも多分全部入りきっていないかも。
とにかく広いのです。

どれだけ広いかと言いますと、部屋数は1050もあり、小エルミタージュ・旧エルミタージュ・新エルミタージュ・エルミタージュ劇場・冬宮と5つの建物が合体されたものを総合してエルミタージュ美術館と呼ぶのです。

こんなにすごいのに、入場料はそれらすべて見れる一番高いチケットでも600ルーブル(約12カナダドル)と激安!

さらに、毎月の最初の木曜日は入場料無料だそうです。
バンクーバー美術館に爪の垢でも煎じて飲ませたいですね。

やはり芸術に関してはヨーロッパは庶民に優しいです。


こちらはオンラインでチケットを買った人用の入り口から続く階段。


こちらは一般の人が入る入り口からのメインの階段です。
バンクーバーでは見られないエレガントさにうっとり。


お城の丁度品も素晴らしいのに、そこにさりげなくすごい美術品があるので、どれを見ていいのやら。。。という感じです。





宗教画のコレクションが特に多い気がしました。


展示品以外にも天井や壁にも素晴らしい芸術があるので、1部屋1部屋を見て回るのにすごく時間が掛かりますよ。


テーマ別、また年代別に結構まとめられているので、時間がない方は事前にコレクションを調べて、的を絞ったほうがいいかも知れませんね。

エルミタージュ美術館のコレクションの中のハイライトのリストはこちらから見れますよ。



ベルサイユ宮殿を彷彿とされるキンキラキンの豪華さ。


通路にもところ狭しとばかりに彫刻品等が置いてあります。




私は絵画のところなどでじっくり見ていましたが、Kはこういったお城の調度品などで写真を一杯取っていましたね。

(写真はホームページよりお借りしました)

そうそう、絵画のひとつで私が見たいと思っていたこの絵
The Virgin and Child Under an Apple Treeと言うらしいのですが(名前は調べるまで知らなかった・・・)

これが見つからなくて、Kに何処にあるんだろうね?って聞いたら、
「さっきあったじゃん!君は注意力散漫だからなぁ」とか言われまして。

そうだったかなぁ?と思いつつもその場所にもう一度戻ってもらったところ、Kがドヤ顔で示した絵がこちら。



・・・・・・

え?なんか違うんじゃ・・・・。

頼りにならないKは放っておいて館内の係りの人に聞いたところ、私が見たかった絵は丁度モスクワ美術館に貸し出されていたそうで、現物は見れませんでした。


それにしても、私も特に絵心があるというわけではないのですが、Kさんあなたが美術に興味がないと言うのがよーくわかりました(爆)。

エルミタージュ美術館レポ、まだ続きます。


 

2 件のコメント:

Cecile さんのコメント...

ははは~K氏、面白すぎ 笑。作品よりも部屋そのものがものすごい装飾度で圧倒されそう。
続きも楽しみっ♪

のせぞ さんのコメント...

Cecileさん:
Kも照れくさかったと思うんですけど、どういうリアクションをしていいのか判らず固まっていましたよ~(爆)
もうね、建物の装飾が凄くて圧倒されるんですけど、その中にまたすごい絵画が会ったりするので、気が抜けませんでした(笑)