2021/07/08

Imagine Van Gogh

 


先日の1000年に一度ともいわれていた驚異的な北米の北西部の数日間の熱波 最終日(?)にImagine Van Goghを観に行ってきました。


とても人気があって、日中は完売の日が多いですが、なんと夜中の0時までオープンしているので、たぶん最終のエントリーは夜の11時で、平日だったら夜7時以降、週末でも夜8時半以降ならすぐに購入できますよ。
私たちは夜の8時45分の入場を予約していました。

そろそろ日が傾いてきているところ。


通常の美術館のようにいくつもの部屋があるわけではなく、だだっ広い空間で巨大なスクリーンに映し出されるデジタルアートを鑑賞します。



平日で$39とかなので、高いと言えば高いのですが、もともとバンクーバーの美術館は大した内容でなくてもバカ高いので(火曜日のドネーションを除く)、まぁ一回くらいは行ってもいいかな、と。


今はコロナで入場を制限しているのと、巨大な空間なのでそれほど密にはなってなかったですよ。


カメラの設定がおかしくなっててボケボケですが・・・




ひまわりもそれぞれのスクリーンや床にも映し出されて、なかなか迫力があります。


予約した時間は20:45-21:45と1時間の入場なのですが、1サイクルがたぶん30分もなかったと思うので、2回くらい見ることができます。

ずっと流しで繰り返し展示してるのですが、私の場合見たかったものは結構後半に集まっていたので、それまで待つのも面倒だし、立ちっぱなしだったので1サイクルで帰ってきましたが、タイミングが良ければ2回くらい見たかったなぁ。


丁度日が沈んだところで、夏の夜という感じ。
夏の夜の街をぶらぶら歩くのって、最近はあまりなかったので新鮮で、デートナイトの気分が味わえてよかったです。




2021/06/06

Mt. Seymour Winter Camping

 


お久しぶりです。
あっという間に前回の記事から半年がたってしまいました。

BC州はずっとロックダウン状態でしたので、家の近所を散歩するくらいの地味な毎日を過ごしていました。

先月の話ですが、私もKもワクチン接種しましたので、家から45分くらいで行け、冬場はスノーシューイングによく行っていたMt Seymourへキャンプしに行ってきました。


なにぶん近場ですので、夕方の4時ごろの登山開始です。
もう日帰りのハイキングの人たちは下山していたので、あまり人にも会わず、ゆっくりのペースで登れました。

結構雪が残っていたのですが、もうシャーベット状態になっていたのでかなり歩きにくく、しかも10キロ弱のバックパックを背負って(Kは倍の20キロくらいでしたが・・)白目をむきながら、這う這うの体で登って行きましたよ!


今回は人が少なめのセカンドピークにてキャンプします。
向こうに見えるのはサードピークです。


テントを張り終えたところ。
向こうに見える山脈が美しいです。


こちらからはダウンタウンの景色が。


だんだんと山に日が沈んでいきます。


この日はとてもお天気が良く、夕焼けも綺麗に見れました。


この日のキャンプは私たちを入れて3組いましたね。
向こうにうっすらとアメリカのワシントン州にあるマウントベーカーが見えました。


日が沈んで美しい山のシルエット


晩御飯は日本で買ってきていたアルファ米の中に、これまたアマノフーズのフリーズドライのベジタブルカレーを入れてカレーライスにしました。

こっちでもこういうキャンプ用のお湯を入れただけで出来上がるインスタントフードがあるんですが、絶対日本のフリーズドライの方が美味しいと思う!(って私はこっちのは食べたことないのですが、笑。)


夜はダウンタウンの夜景がとってもきれいに見れました。
こうやって見るとバンクーバーもなかなか都会ですよね。
こんな都会の近くにこうやって雪山キャンプができるところがあるなんて、ほんと恵まれています。


この日は満天の星空とはいかなかったのですが、お月さまが明るくて写真にも写せました。


こういう景色を見れるのは泊まりならでは。


翌日は5時ごろに起きて日の出を見ることに。


ご来光です!山から見るとなんだかありがたみがありますね。


といっても、寝袋の中から見てたんですけど(爆)

今月の半ばから旅行に関する規制も少しずつ(ほんとーに少しずつですが)緩くなってくるので、海外旅行には行けなくても、BC州やカナダ国内の旅行に行けるようになるといいなぁ。




2020/12/27

ナイトスノーシューイング & 今年もお世話になりました。 

 


クレイジーだった2020年ももうすぐ終わりですね。

先日夕方からナイトスノーシューイングに行ってきました。


今年はコロナでどこにも行けない若者がスキーやスノーボートくらいしかできないということで、どこもスキー場は大混雑のようです。

したがって、駐車場も日中だとかなり下の方まで行かないと車が停めれないということで、スキーヤーたちが帰る時間を見計らってのハイキングです。



登り始めは夕焼けがきれいでした。


雪で結構明るいので、日が暮れてからも開けているところでは暫くはヘッドライトなしでも大丈夫ですが、そのうちに森の中に入るとトレイルのマークが見えなくなってきます。

私は結構ヘッドライトをつけて歩くナイトハイキングは嫌いじゃないです。



携帯で取った写真なのでブレブレですが、それでも携帯で夜景が撮れるようになったとは携帯もずいぶん進化してますよね。

夜景モードはスローシャッターになるので、三脚があれば(なくても固定できれば)綺麗な夜景が取れると思います。

私の手持ちでの写真でも、ボケてはいるものの、バンクーバーの街並みの光がきれいですよね。


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さて、今年もあと数日で終わりです。

今年は世界中でクレイジーな一年でした。


私はコロナが世界中で大騒ぎになる前、2月半ばにアイスランドに旅行に行けてまだ良かったけど、同僚のほとんどはどこにも行けず(夏頃にBC州内を旅行するくらい)、いつ終わるかもわからない規制の中でストレスの溜まる1年でした。


日本にもカナダと日本での2週間の隔離のために里帰り出来ず、冬になってからまたミニロックダウンが始まり、クリスマスらしさも全くないですが、明けない夜はないと自分に言い聞かせ、こうしたダラダラしたクリスマスもそうそうあるものではないとこの状況を楽しんでいます。


仕事の面では、私は6月頃から週2日がリモートワークで、オフィスには週3というワークスケジュールなのですが、このスケジュールがとても気に入っています。

リモートワークだと通勤もないし、お化粧する必要もないので、家で朝もゆっくりできるし、仕事中に顔をパックしたり(笑)休憩時間にストレッチしたりとQOLが向上します。

だけど、ずっとリモートワークだと世間から取り残された気分になるし、同僚たちともオンラインミーティングなどや社内チャットで会話できるものの、やはり全員ではないものの、社内で同僚と顔を合わせてくだらないことを話したり、笑ったりできるのは良いことですよね。

はやく昔のように戻ってほしいけど、このワークスケジュールはコロナ後も継続して欲しいくらいです。


沢山の人が仕事をレイオフになったり、職種を変更しなくてはいけなかったりした中、私もKも普通に仕事ができていることに感謝しつつ、数日後にやってくる2021年は皆に取ってもっと明るく楽しいものになることを期待します。


皆様にとっても、いつもとは違うホリデーをお楽しみください。

今年もお世話になりました!



2020/12/06

初の雪山キャンプ@ Brandywine Meadows

 


今年も後1か月を切ってしまったとはにわかに信じられませんね。
日本はGoTo トラベルなどもあって、結構色んな面で活気がでてきたのでしょうか?

でも、第3波 (?) がやってきて経済の復興と自粛との兼ね合いが難しいところですよね。

バンクーバーはミニロックダウンがまだ続いています。
今日までということでしたが、たぶん延長になるんじゃないかなぁ。。

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さて、今回は10月の下旬に行った雪山キャンピングの話でも書いてみます。


この時はまだバンク―バー市内では紅葉が美しい時だったのですが、ウィスラーに程近いBrandywine Meadows (私のブログにチョコチョコ出てくるハイキングトレイルです)ではもうすっかり雪山に変わっていました。

この日はお天気ながら、日中はマイナス5℃、夜はマイナス12℃という予報でした。

今までスノーシューイングなどで、頂上でマイナス10℃くらいの中でランチとか食べたりしていたし、Kが揃えた冬山使用のキャンピンググッズがあれば平気かな、と甘く考えていました。。。


到着したときは夕方4時くらいだったかな?雪山に夕日が当たってとても綺麗でした。

この日は私たちのほかにもう1グループのキャンパーがいただけで、彼らは結構離れた岩場のあたりにテントを張っていたので、ひろーーーい荒野にポツンと私たちのテントのみ。


お月さんも綺麗に見えて、予定では星空観賞なんかもするつもりでした。

・・・が!

日が暮れるとあっという間に凍えるような寒さになり、テントの中で寝袋にくるまってからは、晩御飯を食べるどころか、顔を出すのも寒くてできないくらいでした~。

しかも、この日はかなりの強風で、夜寝るときも「ゴーゴー」と風の音が凄くて、遭難した気分MAX !

夜中に一度、決死の覚悟でトイレに行ったくらいで(荒野の真ん中で用を足す私。笑)、夜の6時くらいから朝日が出るまでダンゴ虫の様にくるまってひたすら寒さに耐える!

ほんと、何の苦行よ!?

予定では朝日も見るはずだったけど、寒くて寒くてとてもじゃないけど、寝袋から外に出る勇気はありませんでしたね。


日が上がるとそれなりに温かくなり、外の景色を見ると、あぁ、いい経験だったなぁと思わなくもないのですが、次に行くときは少なくとも 0℃くらいで、風がない日じゃないとね。。

私もずいぶんワイルドな環境に順応するようになったなぁ。


2020/11/08

今年のバンクーバーの紅葉


今年の秋のバンクーバー、例年に比べると雨が比較的少なく、朝晩の温度差があるため、紅葉がとても綺麗です。


 日本の紅葉と比べると葉っぱが大きく、色も暖色系が多いので、この時期の街はとてもカラフルです。


いつもの近所のお散歩でさえも楽しい。



日本のもみじっぽい木もありますよ。



こういうのはちょっと京都の紅葉を思い出しますね。


森の中で枯れ葉のサクサクいう音を楽しみながらのお散歩も癒されます。


本当だったら今月は日本に一時帰国する予定だったのに、、、という気持ちを慰めてくれる景色に感謝です。

バンクーバーは今コロナの第2波?第3波?が来ているということで、昨日から当面2週間、またジムのクラスや、お友達との集まりも禁止されてしまいました。

もうこうなったら食べることしか楽しみがないよね~。
ますますコロナデブになっちゃう。。。





2020/10/12

夏の終わりのBrandywine Meadows

こちらはサンクスギビングで秋まっさかり。

というか、すでに初冬の気配すら感じるバンクーバーですが、季節感のない私のブログでは8月の終わりに行ったお気に入りのBrandywine Meadowsの話を書きます。


ここは普通の車でも来れますが、パーキングから10キロくらい?4x4の車道を歩いてくるか、結構急なトレイルを5キロほど歩いてくるかしなければいけません。

うちは4x4の車だったので、かなりワープ出来ました!

この夏はコロナ渦のため、どこにも行けないローカル達で地元のハイキングトレイルはどこも結構混んでおり、この日も下の普通車のパーキングから4x4車道を沢山のハイカーたちが巡礼のように連なって歩いてきていたので、ただでさえガタガタ道でゆっくり走るところを、ハイカーがいるときはなおさらゆっくり車を走らせなくてはならなくなり、そのたびにみんながこちらを見るので、まるで皇室の方々が車でパレードなさるときのような注目を浴びました(爆)



この時は8月末であまり虫はいなかったけど、8月半ばまでは藪蚊やブラックフライが沢山いるので、虫よけ対策は万全にしたほうがいいですよ。


でも夏場はワイルドフラワーが咲き乱れ、とても美しいです。
私が行ったときはもう花も終わりがけという感じでした。


秋に来たときは数組のキャンパーしかいなかったけど、この日は結構キャンプしている人多かったですよ。


雪解け水も冷たいけれどもとても美しい。


ちょっと上の方まで登ってみたら、巡礼のようにたくさん歩いていたハイカーはぱったりいなくなってました。
下からここまで歩いてきたらおそらく片道10キロ以上歩くことになるからね。。。




お花を山々がとても絵になっていて、短い夏を楽しませてくれました。