2020/02/27

Dine Out Vancouver - Federico's Supper Club


Dine Out Vancouver の2件目は、コマーシャルドライブにある老舗のイタリアン、Federico's Supper Clubに行きました。

Supper Clubっておそらく北米では70年代くらいにはたくさんあったであろう、ダンススペースがあって生演奏に合わせてダンスも楽しめるレストランって感じですが、もう今の時代ではこのレストランも貴重な存在なのではないでしょうか?

今回も$45のコースメニューなのですが、ここは通常のメニューからアペタイザー・メイン・デザートをそれぞれ1つずつ選ぶことが出来たので、選択肢が多くて良かったです。


Kが頼んだCreamy Parsnip Soupです。
わりとたっぷりとサーブされてました。


私はフンギ茸のリゾットのアランチーニ(ライスコロッケ)
これ、美味しかったです!
フンギマッシュルームの味が豊潤で、衣もサクサクしていたし、満足です。


メインは2人ともビステッカ(グリルドステーキ)にしました。
2種類の異なる部位(たぶんフィレとフランクかな?)が少しづつ焼き具合を変えて出てきました。

ミディアムレアで頼んで、フィレはミディアムレアだけど、フランクはもうすこしレアな感じで出てきました。
でも、どちらもとても美味しくて、王道の赤ワインソースも奇をてらってなくて良かったです。


Kのデザートのクリームパフのチョコレートソースがけ。
普通に美味しかったようです。


私はレストランではあまり見かけないシチリアのデザート、カンノーリを。
カリカリのコーンの中身はリコッタチーズです。

結構食べ応えのあるサイズが2つで、美味しかったしKにも食べさせたくて1つ彼にあげましたが、彼も気に入ったようでした。

やっぱり昔からあるクラシカルなレストランっていいですね~。
DOVだと新しい流行りのお店にいってみたりしたくなるのですが、そういうところは極端に量が少なかったり、フュージョンでイマイチだったりするのですよねぇ。

ところで、このサパークラブ、生演奏の時に結構年配の方々が続々とダンスフロアで踊ってらっしゃったのですが、1人ヒスパニック系の男性がずーーーーっと踊りどおしで、パートナーもいろんな女性と踊っていたので、私は彼はちゃんと食事食べれてるのかな?とかいろんな女性と踊っていてお連れさんは気にしないのかしら?とか気になってました(笑)

Kは「きっとこのレストランの従業員か、生バンドの人のグループの人じゃない?」って言っていたら、普通のお客さんというのが判明して笑えました。

ちゃんとダンスシューズを履いてダンス用のドレスシャツを着ていたし、きっとアマチュアのダンスクラブに所属してるのかしらね?

生演奏を楽しみながら、昔懐かしのクラシカルなディナーを楽しんだ夜でした。




2020/02/25

Dine Out Vancouver - Forage



今更ですが、今年のDine Out Vancouverの記録でも。。。

ここ数年DOVでそこそこ楽しんでいたのですが、今年はコレというレストラン及びメニューがなく、かといってどこにも行かないのも寂しいので、何となく行ってしまいます。

今年は私が行ってみたいというレストランは参加してなかったし、毎年参加していて、DOVの時期でも美味しかったWESTがいつの間にか閉店していてショック!

とりあえず今年は2か所行ってきましたよ。

まず最初はお久しぶりのForageです。
こちらは以前は$35のメニューでお得感があったのに、去年あたりから$45になってました。


アペタイザーは私もお友達もサーモンのたたき。
メニューにはガーニッシュに"Puffed  Wild Rice Futikake" というのがあって、何なんだろう?と思ったら、こんな感じのが出てきました。

うーん、、、サーモンは美味しかったし、イクラも思ったよりも乗ってて良かったのですが、なんかこういうパフみたいなのがついてくるとチープな感じになっちゃいますね。

ここはお野菜のピクルスとかつけて欲しかったな。


私が選んだメインは Slow Roasted Sablefish。銀鱈です。
ちっちゃいコロッケがついていました。

銀鱈ってこっちは高いので、お、DOVなのにいい食材使ってるじゃないの!と思ってこのレストランにしたのですが、せっかくの銀鱈、なんだか味が濃くてご飯があったら良かったなぁという感じでした。



お友達が選んだバイソンの煮込み。

お友達はお肉はあんまり好きじゃないって言ってて、しかも旦那さんが狩りで仕留める鹿とかムースとか家で嫌というほど食べるので(それも凄いけど)、ジビエは食べ飽きたって言っていたのに、、、。

お味のほうは案の定Gamyな感じで、うーん、、という感想でした。
じゃあなんでこれを選んだんだ?


デザートはチーズ風味のパフで、中にはほんのりしょうが風味のバニラのクリームが入っていて、ホワイトチョコレートのクリームとアイスクリームの中間のものが添えられていましたよ。

これはとっても美味しかったです!

Forage、いつもはブランチとかも美味しいし、ディナーも地元のものを利用した創作カナディアンって感じでわりと好きだったのですが、DOVの時期だから手抜きだったのか、ちょっと不発に終わってしまいました。



2020/02/09

アルゼンチン旅行 - 8


アルゼンチン旅行の最後はいろいろ食べたもの(の一部)をご紹介。


私がブエノスアイレスで宿泊していたパレルモという地区はパレルモパリウッドとパレルモソーホーというエリアに分かれていて、特にパレルモソーホーはお洒落なカフェやレストラン、ブティックなどが立ち並び、ガイドブックとかには「代官山のよう」と書かれています。

が、最近東京に行ってもそのエリアにはいかないのでよく分かりませんが、確かにお洒落なエリアでした。

バンクーバーでいうなら、ギャスタウンとキツラノを足して2で割った感じ?


ここもそんなに高いレストランじゃなかったけど、とてもおしゃれなセッティングでしたね。


前菜の写真しか撮ってませんでしたが。。
確か、エビのソテーだったかな?
プレゼンテーションも都会っぽい感じですね。


パレルモソーホーにはこんな感じのまったり出来そうなカフェも多く、外国人ノマド常連客らしき人達がPCで作業しながらスタッフとお喋りを楽しんでました。


ブエノスアイレスでは(少なくともパレルモソーホーでは)、カフェって言っても結構ちゃんとした食事がとれるところが多かったです。
バンクーバーだとカフェって本当にサンドイッチくらいしか食べれないけどね。


仕込みの作業をしているおば様を上からパチリ。


フッツロイ登山のベース、エルチャルテンはこんな感じの山小屋風のレストランとかも多かったのですが、、


意外や意外、お料理はちゃんとしたのが出されましたよ!
このレストランのパンについてくるカボチャのピュレが美味しかったな。


牛フィレのグリルもすごいボリュームで食べきれないくらいでした。



光が反射して見えにくいけど、こうやって牛をさばいて炭火でBBQするAsado も名物のようです。


これは、氷河トレッキングのために滞在していたエルカラファテで食べた、このエリアの名物らしいDiscoという料理。丸いお鍋でお肉と野菜を煮てポテトが付くのが一般的なのですが、丸いお鍋が円盤(disc = スペイン語でdisco)のようだからそう呼ぶみたいです。

これはちょっと見た目的にイマイチなのですが、お肉も柔らかくてミルクベースのスープで煮込まれていて美味しかったですよ。


食べ物ではないのですが、氷河トレッキングが終わった後は、削られた氷河でウィスキーを飲むというのが恒例らしい。


私もちょびっと頂きました。


これは泊まったホテルのスタッフに勧められたレストラン。


Kが頼んだのはカボチャのスープだったかな?


私のはグリーンピースのスープ。
カリカリのベーコンがついてて美味しかったなぁ。


Kのポーク。角煮みたいな感じでホロホロしてて美味しかったみたい。


私のはチキン。
いろいろと手が込んでてしかも結構リーズナブルでいいレストランでした。


なので、調子に乗ってデザートにチョコレートフォンデュを頼んだら、思いがけずこんなにいっぱい具材が来て、ほとんど食べきれなかったのが悔やまれます。



南の果ての街、ウシュアイアはキングクラブ(タラバガニ)が沢山取れることで有名なので、この街で一番有名なレストランに行ってみました!

あ、行ったのは上の写真のお店ではなく、こちら。


ディナーは混むのかな、と到着した日のランチに行ってみました。


蟹が丸々1匹で食べれるってトリップアドバイザーに書いてあったのですが、それはディナーだったらしく、蟹とエビのトマトクリームソース煮みたいなものを。

蟹の身がゴロゴロ入っていてすごく美味しかったです!
確か$12くらいだったかな?

安いですよね!

でも、やはり蟹1匹丸ごと食べたい!というとで、ディナーにもやってきました(笑)


じゃん!
キングクラブを豪快に茹でただけなんですが(溶かしバターとかもなし)、身がたっぷりで美味しかったですよ~。

ただ、Kは自分で蟹の殻をペンチで砕いて食べてっていうのが、手が汚れるし、蟹みそとかも気持ち悪いと、結構不機嫌でしたが(笑)

この蟹まる1匹で$35くらいだったかな?
バンクーバーでも春先にキングクラブ食べれるけど、こんな値段じゃ食べれないから大満足です!


さて、またブエノスアイレスに戻りますが、旅の最終日の夜がちょうどKの誕生日だったので、ブエノスアイレスで一番有名な Don Julio というステーキハウスに行ってきました。

最初、1か月前くらいの11月半ばに予約を入れようとしたら、なんと1月の半ばまでいっぱいで、でもリビューを見ると直接行って凄く待ってもいいなら、予約なくても入れると書いてあったので、6:30くらいに行ってみると、「1時間半待ちです」と。

でも、宿が歩いて3分くらいのところだったので、いったん宿に帰って一休みできるから名前だけを書いてまた1時間後くらいに戻ってきました。


さすが高級ステーキハウス、スパークリングワインのサービスがあります。
待ってる人で何杯も飲んでる人も居ましたよ!


1時間半と言いつつ、もうちょっと早く呼ばれるんじゃない?と淡い期待をして1時間前に戻って待っていたのですが、結局店内に入れたのは、最初に名前を書いてから2時間後!

レストラン前で1時間待つことになりましたが、ここのホステス(受付嬢)は凄くて、待っている人の顔と名前を把握しているようで、一度も「誰々さん~」って呼ばないんですよ!

ウェイトレスがお店から出てくるとさりげなく「あそこで待っている人達よ」て教えて、ウェイトレスがスマートに「お待たせしました」ってエスコートしてくれます。

外で待ってる人、おそらく30人くらいいたんですけどね!(驚)


店内はクラシックな感じで、私たちの担当ウェイターも凄いプロフェッショナルで、感激しました。


オープンキッチンになっていて、調理している様子をビデオに撮っている人たちもたくさんいましたよ。


私たちは牛フィレのステーキ。
小さく見えますが、確か300gくらいだったと思いますよ。
めっちゃ分厚いのですが、完璧な焼き具合。

ステーキも素晴らしかったのですが、何より感激したのは、付け合わせのレッドペッパー(赤パプリカ)のグリル。
皮も剥いてあるんですが、それだけじゃなくて、なんとも説明できないなめらかな歯ざわりで、凄く美味しかったです!

お値段もブエノスアイレスにしては高かったと思いますが、バンクーバーで言うとKEGよりちょっと高いくらいの値段でGotham(か、それ以上)レベルのステーキが食べられる感じです。

ただ、お会計はクレジットカードで払えたのですが、チップはカードで支払えずキャッシュオンリーだったんですよ。
でも、旅の最後で私はアルゼンチンペソ使い切っちゃって大ピンチ!

Kはペソ持ってたので、チップ分だけ出してもらいました。
誕生日ディナーで私のおごりよ!って言ってたのに、お金払わせちゃってごめんね~。

と、いろいろと食事も楽しめたアルゼンチン旅行でした!




2020/02/05

アルゼンチン旅行 - 7


ブエノスアイレスはさすが南米のパリと呼ばれるだけあって小粋な街ですね。
アルゼンチンの人はヨーロッパからの移民の子孫がほとんどで、とりわけフランス、イタリア、スペインあたりの移民がルーツという男女ともに美形が多く、とても絵になります。


街並みも洗練されていて、南米の大都市の中では治安もよく、私も若かったらスペイン語留学とかしたかったわ~。


こちらはEl Zanjon と呼ばれる考古学博物館のようなもの
トリップアドバイザーによると、内部は昔の地下街が保存されているようで、なかなかよさそうでしたが時間がなかったので中には入らず。


石畳の通りもヨーロッパぽいですね。


こちらは大統領府。ピンク色でラブリーです。
館内は毎週土曜日の12:30に無料のツアーがあります。
今回は見れませんでしたが、私は10年前に来た時に見ました。

その時の写真はこんな感じ。




とても広くて素敵でしたよ。


大統領府のあたりはヨーロッパ風の建物がたくさん。


南半球の春頃に咲くハカランダ(ジャカランダ)の花。
今回の旅行では初夏になっていたため、もうほとんど残ってませんでした。


これも10年前に来た時の写真ですが、この時で満開を過ぎたころだったかな。


それでも、町中藤色の花が咲き乱れてウットリしました。
そこらじゅうでこの花の甘い香りがして、ブエノスアイレスって素敵な街だな~と思ったものです。


地面に散った花が薄紫のじゅうたんのようで、それも綺麗でした。


さて、大統領府からしばらく散策していると、ブエノスアイレス最古のカフェ、カフェトルトーニには行列が。


こちらは国会議事堂。立派ですね。


さて、前回来た時に見逃していたところで、どうしても来たかったのがこちら。


昔の劇場を利用した本屋さんです。
「世界で2番目に美しい本屋さん」だとか。
世界で一番美しい本屋さんは色んなところが言われてますけど、2番目に美しいという形容詞を持つのはここくらいなのでは?


ステージはカフェとなっています。


ステージから観客席を見ながらお茶というのもオツでしょうね。


書籍をオンラインでオーダーするのが主流になり、またさらには電子書籍時代になり、世界中で本屋さんが少なくなっている昨今、この素敵な本屋さんはずっと残して欲しいですね。


ボックスシートに座って読書なんて素敵ですよね!


あと、ブエノスアイレスで有名な観光地と言えばこちら。
レコレータ墓地です。


こちらは墓地とは思えないほど豪華で、ツアーバスで観光客もたくさん立ち寄ります。


この規模のお墓を作るのに、いったいいくら掛ったのでしょうね?


お墓というより建築物のような感じですよね。


ここでの最大の見どころ(笑)はこちら


エヴィータの愛称でおなじみ、Eva Peronのお墓があるのです。


恵まれない少女が大統領夫人になり、33歳という若さで激動の生涯を生き抜いた、アルゼンチン国民にとって伝説の女性です。

ブエノスアイレス、10年前と同じような雰囲気がたくさん残っていて、やっぱり好きな街だなって思いました。