2013/07/28

フランス旅行 18


フレンチ・リヴィエラでは、香水の町として有名なグラース(Grasse)に泊まりました。
この町はフランスの香水・香料の 2/3がこの地で生産されていて、香水の調合師のほとんどはこの町出身だとか。

さすがは香水の町だけあって国際香水博物館なるものもありましたが、香水にこれっぽっちも興味のないKさんなので、町の観光はまったくなし。時間も無かったしね・・・。


お部屋にあるフレンチドアの向こうには素敵なお庭とプールが見渡せ、リゾート気分満載です。



お部屋のインテリアもカントリー調で素敵です。


朝食も美味しいクロワッサンやバケット、新鮮なフルーツなどを出してくれましたよ。


晴れていたら、プールサイドのテーブルで食べれたのですが、あいにくの雨で残念。

ダイニングテーブルやお部屋には、マダムが庭で育てたバラが飾ってありました。
最初、造花かな?と思ったくらいの色合いと咲き具合で、少しのへタレもありませんでした。


メインハウスの階段もいい感じでした。


そして、フランス滞在最後の宿は、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ(Fontaine-de-Vaucluse)

ここはヴォークリューズの泉と言われるだけあって、村の中心地近くに泉がわいているところがありました。

私たちが泊まったホテルにもそこの泉から来ている小川が流れていて避暑地気分に浸れましたよ。




お部屋はこんな感じ


少し狭いかな、という感じですが、かわいらしいカントリー調です。


お部屋からは木々と小川が見えました。



さりげなく置いてある家具や小物など、シャビーな感じでフレンチカントリーの王道そのもの。


川にかかる茶色の小屋はジャグジーです。
ジャグジーに浸かりながら川を眺めることができるんですよ~。

すでに2ヶ月くらい前の話なので、今これらの写真を見ているとすでに遠い昔のよう。

ホテル探しは予算もあるので、その予算内で、でもキャラクターのある宿を探すのは大変だけど、一番楽しいところでもありますよね。

あ~、早く次のバカンスにならないかな~。




2013/07/22

フランス旅行 17


今回はフランスで泊まった宿の紹介などをしていきます。

私たちが泊まった宿はフランスでシャンブルドットと言われる、いわゆるB&B (Bed & Breakfast) ですが、所によっては朝食が付いてないところがあったので、厳密に言うとB&Bじゃないんだけど。

こちらの宿はモンサンミッシェルに行った際に、モンサンミッシェルの近くで、かつツーリストホテルではない宿・・・って探していたときに見つけたところです。

周りは農家があり、のんびりしたところで宿のマダムも英語が話せなかったので、予約の際もフランス語で返事が来たくらいです。
おそらく私が書いた英語をGoogle翻訳などでフランス語に訳していた感じ。
私もそのフランス語を英語に訳してやり取りが成り立っていました。(笑)

お部屋はシンプルで可愛らしい感じ。
何よりこの窓からのビューがすばらしかったです。


遠くにかすかにモンサンミッシェルが見えました。


ヴェルサイユではヴィラを借りました。



ヴィラって言っても、バンクーバーでいうところの1ベッドルームタウンハウスみたいな感じかな?

でも、自分達だけの家って感じでとっても居心地良かったです。



シックでセンスのいい家具があったり・・・


キッチンも付いていたので自炊も出来ますが、朝食はお向かいの母屋に住むマダムが焼きたてのパンやフルーツなどを持ってきてくれました。

こちらのマダムは英語を話す上に、とっても親切でヴェルサイユのことやパリのことなどいろいろと情報をくれたので助かりました。

また、お菓子教室を定期的に開いているみたいで、彼女が作ったケーキなどを朝食のときに差し入れてくれたりしましたよ。
 

こちらはプロヴァンスに移動してから泊まった宿。



天井も高くて広くてアンティークな家具が素敵なお部屋でした。

このシャンブルドットはレストランが併設されているホテル形式のほかに、少し離れたところにヴィラもあって、そこのお庭が綺麗だから言ってごらんと言われたので行ってみると・・


あいにくの雨で残念でしたが、小さいながらもインフィニティープールがあり、その向こうにブドウ畑が見渡せて、大きなリゾートホテルでもないのにすごいなぁと思いました。

南仏のシャンブルドットは必ず素敵なお庭とプールがあるんですよね。
やはり長いバカンスを過ごすフランス人、暮らすように泊まれるところというのがポイントなんでしょうね。

長くなったので、続きは次回に。。。



 

2013/07/18

真夏のスノーシューイング @ Mt. Baker


真夏日が続いているバンクーバーです。

湿気がなくカラッとしているし、最高気温も28度くらいなので気持ちいい気候なのですが、それでも涼しさを求めて氷河が残っているアメリカの山、マウントベーカーに行って来ました。

2年前に来たときは、かなりの冷夏で雪がかなり残っていたため、一番上の駐車場まで行けないくらいだったんですよね。

更に、その時は普通のハイキングブーツだったので、滑って滑って大変なことになってたんです。

だって、こんなことをしてる人たちがいたんだもの。。。



スノーボードで降りてきて、雪が解けた水溜りでサーフィンする人たち(笑)

今年は、頂上はまだまだ氷河の上に雪が残っていたけれど、一番上の駐車場まで行くことが出来ましたよ。


それでも、駐車場にあるトイレは雪に埋まってましたけどね(笑)


まだまだ沢山雪がありますよ~。

そうは言っても、さすがにスノーシューはちょっと大げさだったな・・・
実際スノーシューイングしてるの私たちだけでした(爆)

ハイキングブーツに取り付けられる滑り止め用の簡易スパイクとかで十分だったかも。


場所によってはまったく雪がないところもあったので、ハイキングブーツどころかサンダルで来ていた人もいたくらい。

慣れた人は椅子を持ってきて日光浴してました。

しかし、ここでもスノーボードしてる人たちが。




宙返りとかもやっちゃいます


こんな素晴らしい景色を堪能しながらのジャンプなんて気持ち良さそう~。


それにしても素晴らしい眺め。

マウントベーカーは頂上近くまで車で登ってこれるので、少し歩くだけでこんなすごい景色が見れるんですよ。

さすがアメリカ。
お金があるというか、レイジーな人が多いと言うか・・・。
カナダだったら、すごく長いトレッキングをしないとこういう景色見れないよね。


駐車場から少し下ったところには小さな湖もあります。
まるでカナディアンロッキーのような景色ですね。


近くには Nooksack Falls という結構迫力のある滝もあります。



この辺りには、昔懐かしいアメリカドラマ、「ツインピークス」の舞台になったスノコルミー・フォールズもあって結構見所が多いところです。

帰りにベリンハムによって、トレーダージョーでグローサリーショッピングして、いろいろと安く買えて満足だったのですが、あとでレシートを見たら1つの品物が重複してチャージされてました・・・。

しかも、私が買った品物の中で一番高かったもの!悔しい~。
もうハイウェイに乗ってたので、そのまま帰ってきましたけどね。

とっても楽しい日帰りの旅でした!


2013/07/13

フランス旅行 16


私たちの帰国のフライトはジュネーブ空港から。

なので、その前日ジュネーブに向かう前に、丁度お店がお休みだった Tain-l'Hermitage に住む友人夫婦の家に立ち寄って、ゆっくりお喋りでもしようということになってました。

本当は、前回お友達のお店であんな素晴らしいお料理を御馳走していただいたので、今回は私たちがどこかランチに招待しようってKと話し合っていたのだけど、日曜日のランチをやっているめぼしいお店がなかったし、お友達が「私の家で簡単なランチでも食べてもらったほうがお互いゆっくりできるからそのほうがいいよね」って提案してくれたので、アペロみたくおつまみ数種くらいかなと思って気楽にお邪魔しましたらば・・・

お友達は簡単なランチって言ってたのに・・・・




またもや、かなりちゃんとした素晴らしいお料理だった~!

白いカップに入っているものは白豆のスープとカレー風味に味付けしたムール貝
そして、Kがお店で食べたのと同じようなウサギのリエット

そうそう、フランスって結構サラダに水菜を使ってるんだよね。
お友達の住む地域にも水菜を作っている農家が居るのね。


奥に見えるのがレンティル豆のサラダ
中にチーズが入ったミニラビオリとエスカルゴのソテー

エスカルゴって!
普通に家にあるのが凄いよね・・・。


この日の赤ワイン。
私たちもすこーしだけいただきました。


こちら、メインのビゴール豚と言われる黒豚の一種。

特別な方法で飼育されているので、完全に火を通さずミディアムレアでも食べれます。
脂身でさえも風味があると言われる豚で、スペインのイベリコ豚と同じような高級豚らしいです。
グリルして軽くお塩でいただきました。

これがめちゃめちゃ美味しかった!
私がフランスで食べた食材で一番美味しかったです。

前日にイベリコ豚を食べた私ですが、イベリコ豚は豚特有の風味があったんだけど、このビゴール豚は全然豚臭(っていうのかな?)がなく、豚っぽくないんです。ミディアムレアっていう食感もビーフっぽいし。私1人でパクパク食べてました(笑)


デザートはお友達の町で人気のお店のもの。

それぞれ選んだ物を少しづつ味見させてもらいましたが、どれも甘すぎず美味しかったです。

食事の後は近所の散策へと案内してくれました。

まずは小高い丘に登って町全体を見渡せるところにやってきました。

 

Chapoutier 社のワイン畑もありました。



素晴らしい眺め。

川がゆったりと流れていて、それと同じくらいこの町の時間もゆったりと流れている感じ。

 

川にかかっている橋も木とレンガだったりして素朴で素敵。

 

こちらが有名なチョコレート会社、 Valrhona の本社。

今年の秋にチョコレートの博物館も出来るそうな。
そして、チョコレート製菓の学校もあり、こちらでは世界中のトップパティシエたちが勉強しに来るそうです。

ここは小さな町だけど、経済的には安定しているみたいですね。

 

かわいらしいお家も沢山。

こんなにいろいろと良くしてくれたのに、さらにお土産までいただいてしまいました。


すでにちょっと崩れてしまいまってますが、お友達がケーキを買ったお店のマカロン。

なんと、わさびフレーバーのもありましたよ~。
やっぱりフランスのマカロンって美味しいね。



こちらは、彼女の町の近くで作られている耐熱磁器、REVOL。

このくぼんだフォルムが特徴のカップ、エスプレッソを入れてもいいし、アミューズのスープなんかを入れてもいいよとのこと。

そしてキャストアイロン風に光沢のないエナメルが施してあるロースティングディッシュ。お洒落ですね~。

ここの磁器はとても丈夫で、-20℃から300℃まで使えるので、フリーザーで保存したものをそのままオーブンに入れて、更にそのまま食卓にも出せるという優れもの。

「これでKさんに美味しいもの作ってあげてね」って言われました・・・ううう、プレッシャー。

そして、そして・・・


こんなお洒落なオリーブオイルまで!

お友達が愛用しているらしいのですけど、なんだか高級感ムンムンです。香水みたいですね。
「使いにくいのが難点だけどね」とのこと。

本当に良くして貰っちゃって、私何か彼女の弱みでも握ってたかな?(笑)

彼女は私を訪ねてバンクーバーに来てくれたことがあるけど、もしまたこちらに来てくれることがあったら、私も張り切っていろんなところに連れて行ってあげたり、いろんなことをしてあげたいな。

でも、フランス国内だけでも魅力的なところがいっぱいだし、更に他のヨーロッパとかも行きたいところが沢山あるだろうし、次に彼女達がまたバンクーバーに来れるのはきっとまだ先なんだろうなぁということで、私たちと彼らのバカンスの時期が同じだったら、ヨーロッパのどこかに一緒に旅行したいね~なんて話して別れました。

なんだかんだで、お昼過ぎから夜の7時半くらいまで長居しちゃったので、私たちはそれから急いでジュネーブまで向かいました。

余談ですが、ちなみにジュネーブ空港って丁度フランスとスイスの国境のあたりにあるので、ジュネーブ空港の正面はスイスだけど、裏側はフランスって皆さん知ってました?

私たちがサンマロで借りたレンタカーを返却する祭に、正面のスイス側で返すと莫大なチャージがかかるのですが、裏のフランス側で返すとチャージがかからないんです。

でも、その空港の裏側のレンタカー返却所を見つけるのが一苦労だったんですけどね。
フランスから一旦スイスに入国して、それからぐるっと回ってまたフランス側に戻ってこなくちゃいけなくて飛行機の時間に間に合うかヒヤヒヤしました。

さて、長々と続いた旅行記ですが、最後は泊まった宿などをさらりと紹介していきますね。