なかなか快適な船旅の後で、サンクトペテルブルグに到着しました。
丁度この日は5月9日、ヴィクトリーデーと呼ばれる第二次世界大戦の対独戦勝記念日で、街中は人がごった返していました。
軍人達によるパレードがあったり、いろんなところで演説があったり(ロシア語なのでさっぱり判らず)、私達は事前に何の情報もなかったので、町中に着いてこの人だかりにビックリしましたよ。
ロシア国旗を掲げながら歩く人たちは、バンクーバーでのカナダデーを彷彿とさせます。
どこでパレードがあるかもわからず、人の流れに沿っていったら、丁度軍人さんたちによるパレードがありましたが、写真が取れる位置に近寄れず・・・
町中では、ロシア民謡の「カチューシャ」がそこらじゅうに流れ、皆で大合唱していました。
この動画でも、ヴィクトリーデーで歌っていますね!
そして、街中ではこの女の子達がかぶっている帽子が街中いたるところで沢山売られており、飛ぶように売れてました。
老若男女、皆この帽子をかぶって町をうろついていましたよ~
私もちょっと欲しくなったけど、いつかぶるんだ! と我にかえり我慢。
さて、この歌なんですが、私は確か小学校のころに日本語で習ったような気がするんですよね。
もう歌詞は覚えてなくって、でもメロディーは良く覚えていたので、一緒に口ずさんでいたら、Kに「なんでロシアの歌を知ってるの!?」ってビックリされました。
昭和の時代の人なら小学校の音楽の時間で習ってますよね?
ロシア民謡ってなんだか覚えやすいし、哀愁がありつつもテンポが良くていいですよね。
UAも歌っている「一週間」とか(そんなタイトルだったのか・・・)
このカリンカはちょっと最初だけ歌詞覚えてるかな。
しかし、ロシア民謡の日本語訳で共通しているのは、当時のロシア人はとてもシンプルな生活をしていたということでしょうか。(笑)
一週間でやってることの少なさや、顔をしっかり洗うとか熊が出たとかが、歌詞になるんですから(爆)
町中には軍隊系のいかつい車がそこらじゅうに。。。
第二次世界大戦でなくした身内の写真をこうやってプラカードに掲げて行進(?)というか、街をうろついている様子が印象的でした。
これはヴィクトリーデー用に一家に1つはあるものなんでしょうか。。。
こういうモチーフは共産国だなぁというイメージ。
日本は敗戦したからか、こんなに終戦記念日を大々的にお祝いしないですよね?
ロシア人にとってヴィクトリーデーと言うのがとても大きな意味を持つのだと実感しました。
サンクトペテルブルグは観光客も多いので、こういう宮廷貴族のコスプレをした人たちと一緒に写真をとると言うのが多いようです。
いったい幾らくらいが相場なんでしょうね?
夜には花火が上がりましたよ!
最近カナダデーの花火を見てないので比較が難しいのですが、15分以上はやっていたような気がしますね。
思いがけず、ロシア人たちと一緒にヴィクトリーデーをお祝いできてよかったです。(敗戦国の日本人なので、ちょっと微妙ですが・・・)