2012/07/27

フロリダ旅行 6

フロリダでは2箇所のビーチに滞在しました。
1つはケネディ宇宙センターの近くの Cocoa Beach
ここは、アポロで月へと打ち上げが盛んに行われていた60年代はとても賑やかだったそうですが、その後オーランドが開発されてオーランドからもケネディ宇宙センターに1時間ほどでいけることになり、だんだんこのエリアに滞在する人が少なくなったようで今は観光客もそれほど多くなく、ホテルなども60年代のままアップデートされてないところが多かったです。

だからといって、60年代風の街を売りにしてるという感じではなく、ただ単に時代から取り残されてるといった感じ。

 

こんなのとか。(笑)


レストラン(というよりダイナー)でも、普通にリーゼントの人がいたり、ポニーテールのおばちゃんのウエイトレスがいて、古き良き時代のアメリカを感じることが出来ました(笑)

また、結構このビーチは波が高いのでサーファーが沢山いて、24時間営業のサーフショップがあります。


こちらが有名な24時間営業のサーフショップ Ron Jon



店内はめちゃめちゃ広いです。
サーフグッズや洋服、水着なども盛りだくさんですが、こういった一見ヒッピー風の可愛い雑貨も沢山売っています。

まぁ、この街はケネディ宇宙センターとこの24時間営業のサーフショップくらいしか見るところは無いんですけどね(爆)

でも、キッチュな60年代風の建物や、サーフィンをしてる人を見るのも嫌いじゃないです、私。

~・~・~・~・~・~・~・~

もう1つは Tampa 空港の近くの Clear Water Beach


こちらは打って変わって穏やかな白い砂浜が続くビーチです。


ここでは、ただひたすら浜辺でのんびりしました。







今回のフロリダ旅行は出発当日の朝にここに来ることに決まったので、かなり行き当たりばったりで、ハプニングもあったけど(笑)、ラテン音楽をラジオから聴きながらのロードトリップはなかなか楽しかったです。 

でも、次回はもうちょっと準備期間がほしいなぁ。



2012/07/24

フロリダ旅行 5


やってきました、理系男子でSF大好きな K の聖地、NASA のケネディー宇宙センターです。

7月15日に日本人宇宙飛行士、星出彰彦さんがロシアの宇宙飛行船にて国際宇宙ステーションへと打ち上げられたことは日本でも話題になっていると思いますが、この星出さんは2008年にもこのケネディー宇宙センターよりスペースシャトルで打ち上げられたのですよ~!

去年、スペースシャトルの最後の打ち上げが行われたとき、私たちも丁度夏のバケーションの時期だったので、K は密かにここからの打ち上げ鑑賞の権利に応募していました(笑)
ですが、最後の打ち上げとあってかなりの倍率だったようで、私たちは当選せず、別の場所に旅行に行きました。

今までSFにまったく興味がなかった私は、スペースシャトルの打ち上げってニュースの一環として見ることはあっても、生中継でさえも見たことないため、正直当選しなかったことにホッとしていたのですが(笑)、実際にここに来てみると、人間が成し遂げた科学のすごさに圧倒され、実際の打ち上げを見てみたかったなぁと(一瞬だけ)思いました。

丁度去年の今頃も古川聡さんがソユーズ船にて打ち上げられ、国際宇宙ステーションで5ヶ月半もの長期間任務を行われていて、Twitter で宇宙からみた地球の様子、はたまたいろんな国の様子を写真で紹介されていたのですが、その写真で「本当に地球って美しい星なんだ」と感動し、 Twitter をしない私も彼のツィートを毎日のようにチェックしていたものです。

それにしても宇宙からツィートするってすごいことですよね!
おそらく人口衛星で取られたであろう写真もどんなカメラとレンズを使ってるのかかなり鮮明でしたよ。


これはアポロ5号のレプリカです。アポロなんてもう映画でしか知らないよ~。
しかもとてつもなく大きかったです。
どれくらい大きいのか比較表でみてみると分かりますが、アポロ5号は自由の女神の2倍よりももっと大きいのです。



アポロ11号で初めて人間が月面に着陸した昭和44年7月21日の毎日新聞。
もう世界中でそれはそれは凄いセンセーショナルな出来事だったのでしょうね。
世界各国のその日の新聞が展示されていましたよ。


これが人間が乗るカプセルの部分。


これは実際に使われて地球に戻ってきたカプセル部分。

すごい狭いんですけど、例えば地球から国際宇宙ステーションまでは約2日間かかるそうなんですが、この狭い中で2日間身動きがほとんど出来ない状態らしいです。

そのために宇宙飛行士は皆特殊なオムツをしているらしいですけど、2日間もオムツ取替えはどうしているんだろう?などと下世話な心配をするも、誰にも聞けず。(笑)

またIMAX映画で、宇宙ステーション滞在の様子や打ち上げまでのトレーニングの様子が見れますよ。
ちなみに日本人初の宇宙飛行士、若田光一 さんもこの映画に出演されていて、「日本人としてスペースシャトルに乗れる日がくるなんて当時は夢にも思わなかった」とおっしゃっています。

本当に宇宙飛行士ってスーパーインテリジェントなだけじゃなくて、トレーニングも体力的、精神的にオリンピックの選手なみのレベルが必要なんだと感心しましたよ~。


遠くに見える打ち上げ台。当たり前ですが、かなり離れています。


ロケットも展示されています。
いやー、私たち7時間も(!)ここに居たんですけど、IMAX 映画も2本あるうちの1本しか見れず心残りでした。
2-3時間で飽きるだろうなと思ってたので、自分でもビックリです。


ちょっと本日はマニアックな内容になってしまいましたね。

でも、かなりオススメです。オーランドからも車で1時間くらいなので、フロリダに行かれる方は是非!

2012/07/18

フロリダ旅行 4


オーランドのホテルをチェックアウトして、さてこれからどこへ行こうかということになり、特にこれといった予定は決めてなかったのですが、やっぱりフロリダといえばキーウエスト!

私もKもキーウエストに来たことはあったのですが、お互い20年くらい前のことなので記憶もおぼろげでした。

オーランドからアメリカ最南端のキーウエストへは有料のハイウェイを使っても7時間くらいのドライブなので、Kはあまり乗り気じゃなかったのですが、フロリダに来てキーウエストに行かないなんて、クリープを入れないコーヒーのようだ(←昭和な例え。笑)と説得し、宿も取ってなかったけど、日も長いから暗くなる前には着くだろうということで、とりあえずキーウエストに向かいました。

(写真はお借りしました)

マイアミからキーウエストにはセブンマイルブリッジと呼ばれる、長くて世界でも有数の景観美を誇る、海の上に架かる橋を渡っていきます。
セブンマイルブリッジという名の通り、およそ11キロの長さを誇ります。


フロントガラスが汚くて失礼します(笑)

丁度夕暮れ時に橋を通ったので、夕焼けがとっても綺麗でした。


こんな感じでウォータースキーを楽しんでいる人がいたり、釣りを楽しんでいる人を横目で見ながら、明日は何をしようか、なんて話し合っていました。


・・・が!これがかなり甘い考えだったと気づくのは7時間もかけて夜の9時頃にやっとキーウエストに着いてから。

な・な・なんと、まさかのキーウエスト中のホテルが満室だったのです。

それどころか、フロリダキー全体で全滅!

最初いくつかのホテルのブッキングサイトでホテルを探していたら、トラベロッジ(モーテル)が1泊$300以上で、「えーーー、こんなモーテルで$300なんてありえない!」と他をいろいろ探しているうちに、そんなトラベロッジの部屋でさえもなくなってしまい、あとはどっかのリゾートホテルで一泊$900くらいのがあと1部屋とかいうありえない状況に!

で、キーウエスト中のホテルやB&Bに直接電話するも、帰ってくる答えは「今日・明日は満室です」という答えのみ。

また、町中を運転しながら、Vacancy (空き室あり)のサインが無いか目を皿のようにして探したのですが、見事に惨敗。

そうこうしているうちに夜中になってしまい、マイアミ方面に戻りながらホテルを探そうとしたのですが、キーウエストからマイアミって3時間くらい離れてるんですよね。

しかも、フロリダキーは島がいくつかあるのですが、ホテルがあるような街と呼べるのは2-3で、しかもホテルもそんなにありません。


こんな感じです。

マイアミ近くの町についた頃には夜中の3時半ごろで、ホテルの空き室はあったのですが前泊扱いになり、チェックアウトはそのまま朝の11時ということだったので、それなら泊まる意味がないし、また3時間かけてキーウエストに行くには、私たちの旅の予定が短かすぎたので、なんとそのままとんぼ返りで北上してオーランドの近くの別のビーチへ行くことに。

Kさん、なんと15時間くらい運転しっぱなしでした。
私も助手席で起きていようと頑張ったのですが、いつの間にか意識がなくなってしまい、気がつけばもうすぐ夜明けの朝もやの中。
帰りの7時間は早かったなぁ、なんて思ったりして。(←サイテー)

で、オーランドから1時間くらい離れたCocoa Beach というところにやってきました。
朝8時くらいとスーパーアーリーチェックインだったのですが、お部屋に入れてもらえました。ほっ、よかった。
ここで、「チェックインは午後4時です」とか言われたら、もうロビーのソファーで寝るよ!くらいの勢いでしたから。(爆)



キーウエストの街はコロニアル調でとても風情があるので、是非またリベンジで来よう!と心に誓いました。

もう7時間もかけてくるのは大変なので、次回はマイアミ入りでね。
そしてせめて前日にでもホテルを予約するのを忘れずに。


2012/07/16

フロリダ旅行 3


ディズニーのその他の施設もささっとご紹介。

まずはエプコットセンター。

こちらは万博のような感じでいくつかの国のパビリオンがあります。


こちらは中国館


兵馬俑(テラコッタ・ウォリアー)のレプリカもありました。

バンクーバーにも BC Lions Society 主催の Fund Raiser 用にファンキーな色付けされたのがありますけど(笑)、こちらはもっと本格的です。


日本館の前にあった宮古島風の鳥居。


日本のパビリオンで買ったいちごみるくのカキ氷。めちゃめちゃ美味しかった!


モロッコ館。 特に展示物とかはなく、スーク(バザール)風のお店やレストランがあるのみ。


昔若かった頃、1人でヨーロッパをフラフラと旅行していたときに、スペインの最南端の町、タリファで沢山モロッコ行きのツアーを扱っている旅行代理店があって、フェリーで1時間半~2時間くらいでいけると聞いて「モロッコってここからそんなに近いんだ」と急遽タンジェ(タンジール)行きの3日間のツアーに参加したことがあります。

そのツアーは、フェリーと宿と半日の観光だけで後はまったくのフリーだったのですが、モロッコについて何の下調べもなしに女1人で旅行するには、イスラム教の国では結構大変でした。

今ならもっとイスラム教の国について知識もあるので、また是非行って見たい国ですね~。
マラケシュとかフェズとかとても良さそうです。

カナダ館もあってオタワとかケベックシティの建物がありましたよ。
カナダを紹介するショートムービーもあったのですが、イマイチでした・・・。頑張れカナダ!


  ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



こちらは Disney Hollywood Studio 昔はMGMスタジオとか言われてましたっけ?
いわゆるユニバーサルスタジオのディズニー&ピクサー版です。


Alice In Wonderland の撮影に使われた衣装やデザイン画。

他にもトイストーリーに使われたものなどの展示もありましたが、基本的にディズニー映画は興味ないのでスルー。


このレストランはとても面白かったです。
クラシックカーに座ってドライブ・イン・シアターのように昔の映画を見ながら食事するんです。



非常にアメリカーンな雰囲気で楽しかったです。



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最後にマジック・キングダム。
これは日本やカリフォルニアのディズニーランドとほぼ同じです。




 


これ、夜中の12時半ごろでこの人手です。
この日は夜中の2時までオープンとの事でした。(驚!)

やっぱりアメリカ、規模が違うわ~。


2012/07/12

フロリダ旅行 2


「え?のせぞがディズニーワールドに!?」と、私を知るほとんどの友達から言われました。

そうなんです。そもそも私はディズニーっ子じゃないし、ディズニーランドなんて東京でもカリフォルニアでも行ったし、海派の私は別にディズニーワールドなんて行かなくていいと思っていました。

でも、Kはまるで北米代表のように、「ディズニーワールドは規模が全然違うし、他のところにないアトラクションも沢山あるので一度は行くべき」と力説するので、そんなに言うなら一生に1度くらいディズニーワールドに行ってみてもいいかなという気になり、とりあえずディズニーの4つの施設を2日間で見て回ることに。

実際にオーランドに行ってみると、本当に都市全体がエンターテインメントという感じで、ラスベガスのように非現実的で大規模な作り物の世界がそこにありました。
ラスベガスとの違いは、もっとファミリー向けで、各施設が広範囲に散らばっているというところかな。

その中私が一番気に入ったところは・・・


アニマルキングダムです。
こちらはジャングルやアフリカのサバンナをテーマにしたアトラクションが中心になってます。


こんなトラックに乗っていざサファリへ。










それぞれのセクションには見えないように柵があるので、大規模な動物園と言ってしまえばそれまでですが、広大な敷地で本当のサバンナのような演出はさすがだなぁと思いました。

ずっとアフリカの本物のサファリに行ってみたいと思っていたけれど、今回はこれで勘弁しといたろ。(笑)