2020/01/22

アルゼンチン旅行 - 5


氷河を見た後はさらに飛行機で南下して、南米の最南端(正確には違うけど)の街、Ushaiaへやってきました!
地の果てと書かれた看板がはるばるたってきた感を盛り上げてくれます。


ウシュアイアも南米のクルーズ船が立ち寄ったり、ここからさらに南極へ行くクルーズ船も出発するので、街中は結構賑わっていましたよ。

南極もすぐそこ(そこまですぐじゃないけど)なのか、、、と思うと感慨深く、時間があったら行ってみたかったです。

ちなみに、街中の旅行会社に乗っていた南極クルーズは大体1週間でUS$5000-US$6000くらいが相場のようでしたよ。



この地は昔島流しの囚人が捉えられていたという元刑務所があり、刑務所から出発する、護送車っぽいトラムで街中を観光もできるようです。


それとは別に1時間くらいでウシュアイア近郊をめぐるhop on hop offの観光バスもあります。


街は港町らしく、とてもカラフルで可愛いお店がたくさんありました。


さて、翌日は私たち(主に私)の3つ目のハイライトである、ペンギンのコロニーがある島へ観光に行ってきました!


まず最初に立ち寄ったのが、この地方の名物である、フラッグツリーと呼ばれる木です。

この日がすごい風だったわけではないですよ。
この地方は冬になるとかなりの強風が続くので、木がこんな風に旗がたなびいたような形になってしまったのです。


この地方の冬は厳しそうですよね。
私が行った12月は初夏なのですが、それでも気温は日中の最高気温は5℃くらいでしたね。


その後海洋博物館というのかな、この地方で見られる哺乳類の骨が展示されていました。

なかなか興味深かったですよ。


これは死んでから4年くらいたった状態の哺乳類(イルカとか)の頭。
乾燥させて骨を取り除くまでにかなりの時間がかかるようです。


この博物館のところから小さな船に乗り換えて、いざペンギンコロニーへ。
15分くらいの対岸の島に行きますよ!


島に上陸すると、行きなりたくさんの野生のペンギンたちが!


この時期は卵が孵化する時期で、多くのペンギンがじっと座って卵を温めていました。

このコロニーにはジェンツーペンギンとマゼランペンギンの2種類が主流で、どっちがどっちか忘れましたが、地上に巣を作ってそこで生活するものと、地中に穴を掘ってそこで生活するものに棲み分けられているようです。


ですが、最近皇帝ペンギンのつがいがこのコロニーに住み着いていて、まだ2羽しかいないそうなのですが、迷ってここに来たのか、バケーション中なのか(笑)、どうしてここに来たのかわからないそうです。


遊歩道のすぐ近くまでやってきますよ!



結構目つき悪いですよね(笑)


こちらは地中に穴を掘って生活するペンギン。
赤ちゃんペンギンが奥に居ましたよ~。


この島に上陸できるのは、数あるツアー会社の中で1社だけで、しかも一日に上陸できる人数が限られているので、ピークシーズンには半年前くらいから予約しないと取れないこともあるらしいです!

私たちはまだシーズン前だったとはいえ、私たちにしては珍しく1か月前に予約した時点でもう後残席僅かというところでした。。。


私はオーストラリアのフィリップ島で野生のペンギンを見ましたが、遠くから見るだけで、しかもフェアリーペンギンっていうとても小さなペンギンだったので、こんな近くで動き回るペンギンを見られて感激です。

Kは南アフリカのケープタウンの近郊のビーチで野生のペンギンを見たことがあるみたいで、そちらは柵も何もなくて、駐車場までペンギンが普通に歩いてくるくらいだったようで、ペンギンをみるだけならそっちのほうが良かったと言ってましたが・・・。
でも、景色と合わせて総合的にみるとこちらも悪くない(上から目線)と言ってましたよ。


ほとんどのツアーは島に上陸するパーミットを持っていないので、船の上から海岸沿いにいるペンギンを見るだけです。


ペンギンを見た後は上の写真のようなボートに乗ってBeagle Channel(日本語だとビーグル水道)を通って2時間程のクルージングをしながらウシュアイアに帰ります。

途中大量の海鳥がたむろする島を通ったり、、、


遠くからみたら、これもペンギンかと思っちゃうような色づかい。


アザラシがいる島を通ったり。


ノースバンクーバーにいるアザラシよりも数倍かわいい。


子供サイズのアザラシも居て、ほのぼのします。


ウシュアイアは港町だけど、すぐ後ろに雄大な山があって、なかなか風光明媚な美しい街でした。



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