2020/03/23

アイスランド旅行 '20 - 4


いやはや、こちらは先週は激動の一週間でした。

月曜日に政府が「外国人の入国は特例を除いて禁止」と言い渡してから、あれよこれよという間に「カナダ・アメリカ間の国境は閉鎖」となり、「レストランは50人以上入る規模のところやバーはクローズ」になり、その後は「レストランで入店しての食事は禁止、テイクアウトのみ」となり、「グローサリーショッピングやお医者さんのアポ等、必要な時以外は原則として外出しないように」となり。

今は「運動のために散歩をする際は、人との間隔は2メートル以上の距離を保つこと、グローサリーショップも入店制限をかけて少しずつ入店させる」となっています。
それでも、街中の若者はいまだにお天気の週末にはグループでビーチでたむろっていたみたいですが、私の行動する範囲ではおおむね皆さん言いつけを守っています。

ほとんどのオフィス勤務の人が在宅勤務になりましたので、道もかなり空いていて、ガソリンもここ10年以上見なかったくらいの安さになっているので、そこだけは嬉しいかな。

私が働いている業界は「リモート業務(テレワーク)ができない職種」とされていますが、私ともう1人の同僚はやろうと思えばテレワークも可能です。ですが、2人だけそうするのは不公平ということで、今も通常どおり通勤しています。

まぁ、オフィスにいたほうが仕事ははかどるのですけどね。
テレワークだとどうしてもできないこともありますので。

いろいろと不便ではありますが、車も少なくなり、歩いている人も少なくなり、パーキングもお店も空いてて(入店までに待つこともありますが)、ガソリンも安く、なんだか昔のバンクーバーになったみたいで、「そうそう、昔はこんな感じだったよね」と思うときもあります。

さて、前置きが長くなりましたが、アイスランド旅行の続きでも。


写真のブラックサンドビーチというところは、ドラマ「Game of Thrones」で撮影されたところで有名ですが、海にそびえたつ岩や荒波、黒い砂など、なかなかドラマチックなどころでした。


黒い砂といっても小さな小さな黒い石のビーチなんですよ。


前日に行った玄武岩の滝と同じカクカクした岩が特徴的です。


そこから車を少し走らせて、断崖絶壁の絶景が見れるところにやってきました。


こういうのって本当に北欧っぽいんですよね。


ビーチのすぐそばに丘があって、そこはまだ雪が積もっていました。


ここは春先にはパフィンという海鳥がやってくるところです。

さて、そこから程近いところに、前回時間がなくて行けなかったアメリカ軍の墜落した飛行機の残骸を観に行くことに。


これは、1973年に墜落したアメリカ軍の飛行機なのですが、奇跡的に死者は出ませんでした。

しかしながら、飛行機はなぜか撤去されずそのままにされていて、今では観光地になっています(笑)


昔は飛行機の近くまで車で行けたそうなのですが、環境破壊が進むとの事で、今は駐車場から3.5kmくらい、時間にして45分くらい歩かなければいけません。

往復のシャトルが出ていますが、片道1800円くらいだったかな?
おそらく乗車時間にして10分くらいかと。。。

欧米の年配の方は利用していらっしゃいましたが、ほとんどの人はえっちらおっちらと歩いていました。


昔は知る人ぞ知る、的なマニアックな場所だったらしいのですが、なんでもジャスティンビーバーがプロモーションビデオで撮影してから、いわゆる「インスタ映え」(←この言葉嫌いです)狙いの若者が続々来るようになったらしい。


実際、雑誌の撮影ですか?的な衣装を着た中国人カップルが三脚を立てて200枚くらいポーズを変えていい場所をずーーーっと独り占めしていましたよ。。。

Kは彼らが写真撮ってるときにこの中に入って窓から顔を出してやりたい衝動に駆られると言っていました(爆)

絶対彼らは片道1800円のシャトルで来たに違いない!


とにもかくにも、理系男子のKさんには萌えポイントだったようで、ウキウキしながら何枚も写真を撮ってました(笑)



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