2011/10/24

Britania Mine Museum

すばらしい秋晴れだった日曜日、以前グルーポンで購入した半額チケットを利用して、バンクーバーとウィスラーの中間、スコーミッシュ手前にある Britania Mine Museum(ブリタニア鉱山博物館)へ行って来ました。

ブリタニア鉱山は、1904年から銅や亜鉛の鉱物資源の採掘場として、70年間もの長い間操業されていたようですが、1974年に廃業してからは、夏場だけ営業する博物館となっていたのですが、建物の手入れや大規模な改装などはされてなかった為、見た目もまるで廃墟で、ハロウィーン時でなくともお化け屋敷の風情満載な建物でした。

それが、バンクーバーオリンピックに合わせて14.7ミリオンかけて大々的に改装されました。でもここはカナダ、案の定オリンピックには間に合わなかったようで、去年の秋に再オープンとなったようです。


私は改装前にも来た事があったのですが、入場料も大幅に値上がりしているだけあって(笑)、かなり見ごたえのある博物館となりましたよ。
ここでのハイライトは、なんと言ってもトロッコに乗って実際の鉱山発掘場所の一部を見れるところですね。


ここがトンネルの入り口です。
私は、ゲートが空くかなり前から並んで先頭の座席を確保しました。(コドモか!)

先頭座席とそれ以外だと雲泥の差ですので、頑張った甲斐がありましたよ。(笑)
ゲートの前を陣取って並ぶ私を冷ややかに見ていたKなのに、先頭に座れたとたんウキウキで写真を取りまくってました。誰のおかげで先頭座席に乗れたと思ってるんだ。



トンネル内部です。トロッコにのってトンネル内を進んでいくとインディアナジョーンズになった気分が味わえます。


ガイドさんが、「手前にあるアイスクリームボックスのようなものは何だと思いますか?」っていう質問を皆にすると、Kが張り切って「抗員達用の(ランチなどの)ミールカー!」って答えてましたが(コドモか!笑)、正解は・・・・

じゃじゃーん、なんとトイレでした!
1つのシフトで100人以上が働いていたらしいのですが、それでこれ1台だそうですよ!
しかもプライバシーはまったくなし。でもその当時は電気がなかったのでろうそくの火だけだったそうですから、その火を消してしまえば何も見えないので問題なしだそうです。

さて、そのインディアナジョーンズ体験のあとは、鉱物を加工する工場へと移動します。


発掘された鉱物は、このようなカートに積み込まれて8階建ての工場のてっぺんからワイヤーを使って降ろされてきたようです。まるでジェットコースターのようですね!




工場内はなるべく昔のままの様子を保存しているようですが、かなり大きな工場です。これが最盛期には3つあったそうです。


 こちらは取った鉱物を専門家に分析してもらうためのサンプルルーム。


また、子供向けに Gold Panning といって砂利の中から金(この場合は銅など)を網で漉して拾い出す遊びもありましたよ。


バンクーバーの博物館ってどれも日本の物と比べるとイマイチなところが多いのですが、この博物館はなかなか見ごたえもあり、大人も子供も楽しめるところです。

このあたりは、夏の観光列車や貨物列車の線路沿いに海や山が見え、なかなかロケーションもいいところでドライブとしても楽しめます。お天気も良かったし楽しかった!

4 件のコメント:

ゆっくゆっこ さんのコメント...

へぇ~ あの中ってこうなってるのね! なかなか興味深いね。 普通じゃ行けない所、ってか行かない(?)所へ行けて、よかったね! Kさんも、さぞ楽しんだんじゃない?

のせぞ さんのコメント...

ゆっくゆっこさん;
そうそう、なかなか面白かったよ。
でも通常は入場料$21.50もするのよ!
今回半額クーポン使ったから良かったけど。。またああいうディールがあるといいな。
Kの方が何気に写真取りまくったりして楽しんでたかも?やっぱ理系男子だから、工場の機械とか興味深々だったみたい。

shoot604 さんのコメント...

のせぞさんもブログ書かれてたんですね!
お邪魔しまーす。
これうちもグルーポンで見て、買おうかなーと思っていたのに忘れちゃったんです。
これ見るとなかなか楽しめそうですね。
やっぱり買えばよかったな~
↑カントリーミュージック、わたしも最初「なんだこれ」って思ってましたけど、だんだんちょっと好きになってた今日このごろですよ(笑)

のせぞ さんのコメント...

あろあろさん:
わぁ!わざわざお越しいただいてありがとうございます。
今回のクルーポンのチケットは結構お得なディールでした。
カントリーミュージック、最近はアメリカンアイドルでも得意分野とする若者がいるくらいなので、一般ウケしやすくなってきたとは思うんですが、でもやっぱり歌詞とか聴くと「・・・」的なものも多いんですよね~。